RAV4の先代と新型|同じ仕様のハイブリッドで何が変わった?
先代のAdventureに乗ってる。新型にすると何が変わるの?
WLTC燃費は20.3→22.9km/L。タンクはどちらも55L
ハイブリッドのAdventureどうしで約17万円差。買取相場も見たい
相場は掲載物件の集計。金額は査定で確かめてから決めよう 先代RAV4のハイブリッドのAdventure(6AA-AXAH54)と、新型のAdventure(6AA-AXAN64)では、先代の2024年11月のカタログ価格と比べて新型のほうが約17万円高く、WLTCモード燃費は20.3km/Lから22.9km/Lに上がっています。エンジンとフロントモーターの最高出力も大きくなり、タイヤは19インチから18インチになりました。一方で、ホイールベースの2,690mm、燃料タンクの55L、最小回転半径の5.7m、エンジンの型式のA25A-FXSは、先代と同じです。
「先代のAdventureに乗っているけれど、新型の見積もりを取りに行くほどの違いがあるのか」「新型の新車にするか、先代の中古にするか」。乗り換えを考え始めたときに出てくるのは、たとえばこうした迷いです。RAV4は、2026年8月の乗用車ブランド通称名別順位(日本自動車販売協会連合会)で11位、4,488台でした。
同じAdventureのハイブリッドで、変わった数字と変わらない数字
先代のAdventure(ハイブリッド車)は、2024年11月のカタログで4,331,800円です。新型のAdventureは4,500,000円なので、差は約17万円になります。Adventureのハイブリッド車は先代も新型もE-Fourなので、駆動方式の違いはこの差に入っていません。
では、約17万円の差で、諸元表のどの数字が変わったのでしょうか。
| 先代 Adventure(6AA-AXAH54-ANXVB) | 新型 Adventure(6AA-AXAN64-ANXVB) | |
|---|---|---|
| 価格 | 4,331,800円 | 4,500,000円 |
| WLTCモード燃費 | 20.3km/L | 22.9km/L |
| 市街地/郊外/高速道路モード | 17.9/22.4/20.1km/L | 18.5/27.0/22.8km/L |
| 満タンで走れる距離(計算) | 約1,117km | 約1,260km |
| エンジン最高出力 | 131kW(178PS)/5,700rpm | 137kW(186PS)/6,000rpm |
| フロントモーター | 3NM・88kW(120PS)・202N·m | 1VM・100kW(136PS)・208N·m |
| 動力用主電池 | ニッケル水素電池・6.5Ah | ニッケル水素電池・5.0Ah |
| タイヤ | 235/55R19 | 235/60R18 |
| 車両重量 | 1,700kg | 1,710kg |
| 全長×全幅×全高 | 4,610×1,865×1,690mm | 4,620×1,880×1,680mm |
| 最低地上高 | 195mm | 190mm |
車両重量は、先代はパノラマムーンルーフを付けると20kg、新型はパノラマルーフを付けると30kg増えます。最低地上高はどちらも社内測定値です。
燃費をモード別に並べると、良くなった分がいちばん大きいのは郊外モードの4.6km/Lで、高速道路モードは2.7km/L、市街地モードは0.6km/Lです。満タンで走れる距離は、WLTCモード燃費どおりなら約143km延びます。タンク容量が同じなので、この距離の差は、すべて燃費の差によるものです。
うちは年に1万kmくらい走るんだけど、それだと使う燃料はどのくらい減るの?
WLTCモード燃費どおりなら、1年に使う燃料は約493Lから約437L。差の約56Lは、55Lのタンク1杯分を少し超える量

エンジンは、最高出力が6kW(8PS)大きくなり、最高出力が出る回転数は300rpm高くなりました。フロントモーターは型式が替わり、最高出力が12kW(16PS)、最大トルクが6N·m増えています。
タイヤは、幅の235mmとホイールの幅の7½Jが同じまま、ホイールが1インチ小さくなり、扁平率が55から60になりました。タイヤの側面の高さ(幅×扁平率)は、約129mmから約141mmへ、約12mm高くなります。新型のAdventureに、19インチのタイヤの設定はありません。
18インチになったなら、冬はタイヤチェーンを付けられるようになった?
装備一覧の注記では、先代の19インチも新型の18インチも、Adventureのタイヤにはチェーンを付けられない。トヨタ純正のチェーンを使うよう注記があるのは、新型のハイブリッドのZの18インチのほう
車体の外寸は、全幅が15mm、全長が10mm大きくなり、全高は10mm低くなっています。

ホイールベースとタンクと最小回転半径は、先代と同じ数字
| 先代 Adventure・新型 Adventure(ハイブリッド車) | |
|---|---|
| ホイールベース | 2,690mm |
| 燃料タンク容量 | 55L |
| 最小回転半径 | 5.7m |
| エンジン型式・総排気量 | A25A-FXS(直列4気筒)・2.487L |
| エンジン最大トルク | 221N·m(22.5kgf·m)/3,600〜5,200rpm |
| リヤモーター | 4NM・40kW(54PS)・121N·m |
| サスペンション形式(前/後) | マクファーソンストラット式コイルスプリング/ダブルウィッシュボーン式コイルスプリング |
| ブレーキ(前/後) | ベンチレーテッドディスク/ディスク |
| 駆動方式・乗車定員 | E-Four・5名 |
車両型式の頭に付く「6AA-」も2台で同じで、違うのはハイフンのあとのAXAH54とAXAN64の部分です。
2024年11月のカタログのXと比べると、ハイブリッドのいちばん安いグレードは約64万円上がった
| グレード(ハイブリッド車・E-Four) | 先代(2024年11月カタログ) | 新型 |
|---|---|---|
| Z | 設定なし(Zはプラグインハイブリッド車のみ) | 4,900,000円 |
| Adventure | 4,331,800円 | 4,500,000円 |
| G | 4,332,900円 | 設定なし |
| X | 3,859,900円 | 設定なし |
2024年11月のカタログのE-Fourどうしで、ハイブリッド車のいちばん安いグレードを比べると、先代のXから新型のAdventureへ、約64万円上がっています。新型の諸元表に並ぶのは2.5Lのハイブリッド車とプラグインハイブリッド車だけで、ガソリン車の列はありません。新型のグレードは、ハイブリッド車のZとAdventureに、プラグインハイブリッド車のZとGR SPORTを加えた4つです。
2024年11月のカタログでは、先代のハイブリッド車のGとX(E-Four)は、WLTCモード燃費が20.6km/L、最小回転半径が5.5mです。2024年7月までのカタログには、Xの2WD(6AA-AXAH52)もあり、WLTCモード燃費は21.4km/L、最小回転半径は5.5mでした。GやXから乗り換えるなら、先代側の燃費と最小回転半径は、Adventureの数字ではなく、手元の車の駆動方式に合った数字で比べることになります。
プラグインハイブリッドのZは、充電した電気で走れる距離が95kmから151kmへ
| 先代 Z(6LA-AXAP54-ANXGB) | 新型 Z(6LA-AXAP64-ANXPB) | |
|---|---|---|
| 価格 | 5,661,700円 | 6,000,000円 |
| 充電電力使用時走行距離(プラグインレンジ) | 95km | 151km |
| WLTCモード燃費 | 22.2km/L | 22.2km/L |
| 動力用主電池 | リチウムイオン電池・総電力量18.1kWh | リチウムイオン電池・総電力量22.68kWh |
| フロントモーター | 5NM・134kW(182PS)・270N·m | 2VM・151kW(206PS)・272N·m |
| 車両重量 | 1,920kg | 1,980kg |
プラグインハイブリッド車のZは、先代の2024年11月のカタログ価格と比べて約34万円高くなり、充電した電気で走れる距離が56km延び、車両重量が60kg増えています。
カーセンサーの先代Adventure(令和6年12月~の行)の買取相場は、292.6万〜327万円
「新型に乗り換えるとして、いまの先代にはいくら付くのか」。見積もりに進む前に知っておきたいのは、この数字ではないでしょうか。
カーセンサーの買取相場(※2026年8月更新)で、型式が6AA-AXAH54の行は次の3つです。ここに並ぶのは、中古車として売られている価格ではなく、買取の相場です。
| グレード(カーセンサーの表記) | 買取相場 | 新車価格 | 年式 | 型式 |
|---|---|---|---|---|
| 2.5 ハイブリッド アドベンチャー E-Four 4WD | 292.6万円~327万円 | 433.2万円 | 令和6(2024)年12月~ | 6AA-AXAH54 |
| 2.5 ハイブリッド G E-Four 4WD | 273.3万円~314.3万円 | 433.3万円 | 令和6(2024)年12月~ | 6AA-AXAH54 |
| 2.5 ハイブリッド アドベンチャー オフロード パッケージII E-Four 4WD | 284万円~313.7万円 | 453.2万円 | 令和6(2024)年12月~ | 6AA-AXAH54 |
見落とされやすいのは、年式の欄のほうです。手元の先代が令和6(2024)年12月より前の年式なら、この3行とは年式が合っていないので、表の金額をそのまま手元の車に当てはめず、査定で確かめることになります。
うちの先代を売ったお金を入れると、新型のAdventureまで、あといくら足りない?
アドベンチャーの行の相場どおりの金額が付いたとして、新型の450万円まで約123万〜157万円。諸費用とオプションは別
買取相場はカーセンサーに掲載された物件の価格をもとに集計した値で、実際の金額は車の状態・走行距離・時期・買取業者・地域によって変わります。手元の車の金額は、査定で確かめてください。
見積もりを取りに行く前に、手元の先代の査定額を出しておく
アドベンチャーの行の相場は上限と下限が約34万円開いていて、Adventureどうしの価格差の約17万円の約2倍あります。乗り換えにかかる金額は、2台の価格差より、手元の先代に付く金額のほうで大きく変わります。
順番としては、まず手元の先代の年式を、カーセンサーの表の年式の欄と照らします。次に査定を取り、新型のAdventureの450万円まであといくらかを確かめます。その金額を、WLTCモード燃費が2.6km/L良く、エンジンとフロントモーターの出力も大きい新型に払うかで考えると、販売店へ見積もりを取りに行くかを決めやすくなります。
※価格はいずれも消費税10%込みです。先代の価格は、トヨタの旧車情報に掲載されているRAV4のカタログ(2024年11月)の’24年11月現在のメーカー希望小売価格で、北海道地区には別の価格が設定されています(沖縄地区も価格が異なります)。新型の価格は、トヨタのニュースリリースとグレードページのメーカー希望小売価格で、沖縄のみ価格が異なります。諸元は、先代が同じカタログの主要諸元表(Xの2WDは2024年7月のカタログの主要諸元表)、新型が2026年6月の主要諸元表によります。満タンで走れる距離はWLTCモード燃費とタンク容量から、1年に使う燃料の量はWLTCモード燃費から計算した値で、実際の燃費は使用環境や運転方法によって変わります。タイヤ側面の高さは、タイヤの幅と扁平率から計算した値です。いずれも執筆時点の情報で、最新の内容は販売店にご確認ください。