ノート2026年8月の一部仕様変更|黒の新グレードで何が標準になる?
ノートに X Black Edition が出たって。10万円高いのは色の分?
アラウンドビューモニターなど5つの安全装備が標準。Xではセットオプションです
でも黒いグリルはいらないんだよなあ
Black Editionはアルミホイールを選べず、選べる色も違いますじゃあ先に色とホイールを決めるのか 日産は2026年8月24日、ノートを一部仕様変更し、同じ日に新しいグレード「Black Edition」を発売しました。
X Black Edition は X より100,100円高く、4WD の X FOUR Black Edition と X FOUR の差も同じ額です。差額で付くのは黒い内外装だけではなく、X ではセットオプションでしか選べない5つの安全装備が標準になります。
X と X Black Edition で違う装備は、下の表のとおりです。4WD の X FOUR と X FOUR Black Edition の間でも、同じ装備が同じように違います。
X と X Black Edition で違う装備
| 装備 | X/X FOUR | X Black Edition/X FOUR Black Edition |
|---|---|---|
| メーカー希望小売価格(消費税込み) | 2WD 2,399,100円/4WD 2,685,100円 | 2WD 2,499,200円/4WD 2,785,200円 |
| インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物 検知機能付) | セットオプション(◆1〜◆4) | 標準 |
| インテリジェント ルームミラー | セットオプション(◆1〜◆4) | 標準 |
| インテリジェント BSI(後側方衝突防止支援システム) | セットオプション(◆1〜◆4) | 標準 |
| BSW(後側方車両検知警報) | セットオプション(◆1〜◆4) | 標準 |
| RCTA(後退時車両検知警報) | セットオプション(◆1〜◆4) | 標準 |
| 防眩式ルームミラー | 標準 | 設定なし(インテリジェント ルームミラーが付く) |
| バックビューモニター | ディーラーオプション | 設定なし |
| フロントブラックグリル | 付かない | 標準(専用装備) |
| ブランドロゴエンブレム(ブラック)〈フロント〉・NOTEエンブレム(ブラック)〈リヤ〉 | 付かない | 標準(専用装備) |
| フロントカラードバンパーフィニッシャー | 付かない | 標準(専用装備) |
| ドアミラー | カラードドアミラー | カラードブラックドアミラー(専用装備) |
| 16インチフルホイールカバー | 標準 | Black Edition専用カラー(専用装備) |
| 16インチアルミホイール | メーカーオプション | 設定なし |
| Black Edition専用ブラックトリム(ルーフトリム、サンバイザー、フロント・センターピラー、ラゲッジサイドアッパー) | 付かない | 標準(専用装備) |
※日産「ノート 主要装備一覧・主要諸元」2026年8月版、価格は日産の2026年8月24日のニュースリリースより。ナビとプロパイロットは、どちらのグレードでもセットオプションです。X にはナビだけを足すセット(◆3)がありますが、Black Edition でナビを足すセット(◆7)にはプロパイロットも入ります(次の節)。
WLTCモード燃費は X と X Black Edition がどちらも28.4km/L、X FOUR と X FOUR Black Edition がどちらも23.8km/Lです。寸法・重量・タイヤサイズも同じです。
X でアラウンドビューモニターを付けるには、セットオプションを選ぶ
アラウンドビューモニターからRCTAまでの5つは、X では1つずつは選べません。X の列にある◆1〜◆4は、どれもこの5つを含むセットオプションです。
| セット | X で選べる中身 |
|---|---|
| ◆1 | インテリジェント アラウンドビューモニター、インテリジェント ルームミラー、インテリジェント BSI、BSW、RCTA |
| ◆2 | ◆1の5つ+ステアリングスイッチ(プロパイロット付き)、プロパイロット、プロパイロット緊急停止支援システム |
| ◆3 | ◆1の5つ+統合型インターフェースディスプレイ、USB電源ポート(TYPE-A 1個、TYPE-C 1個)、NissanConnectナビゲーションシステム(地デジ内蔵)、車載通信ユニット(TCU)、ETC2.0ユニット(ビルトインタイプ)、SOSコール |
| ◆4 | ◆1の5つ+◆2のプロパイロット関係(プロパイロットはナビリンク機能付き)+◆3のナビ関係 |
※日産「ノート 主要装備一覧・主要諸元」2026年8月版のセットオプション欄より。
Black Edition では、ナビとプロパイロットのセットとして◆6と◆7を選べます。プロパイロット関係だけを足すのが◆6、ナビとプロパイロット(ナビリンク機能付き)をまとめて足すのが◆7です(このほか寒冷地向けの◆5も選べます)。
セットオプションの価格は、主要装備一覧にも、価格・グレードのページにも載っていません。このため「X に◆1を足した金額」と Black Edition との差額を、公表された数字で比べることはできません。見積もりを取るときに、販売店で◆1の金額を聞くのが確かめる方法です。
日産の説明では、5つはそれぞれ次のような装備です。
- インテリジェント アラウンドビューモニター:上空から見下ろしたような映像を、ナビ画面かインテリジェント ルームミラーに映す。人や自転車など周囲に動くものがあると、表示とブザーで知らせる
- インテリジェント ルームミラー:車両後方のカメラの映像をミラー面に映す。後席に乗っている人などが写り込んで、ふつうのミラーでは後ろが見えにくいときに使う
- BSW:後側方の車両を検知して知らせる。車速約30km/h以上で作動
- インテリジェント BSI:車線変更のときに後側方の車両との接触を避けるよう、ブレーキを制御してステアリング操作を支援する。車速約60km/h以上で作動
- RCTA:後退するとき、近づいてくる車を約20m先から検知してブザーで知らせる。シフトがRで車速約8km/h以下のとき作動
アラウンドビューモニターとRCTAは駐車場での出し入れ、BSWとインテリジェント BSIは走行中の車線変更、インテリジェント ルームミラーは後ろの見え方にかかわる装備です。

狭い駐車場に毎日入れるなら、アラウンドビューモニターは欲しいんだよね
X なら◆1〜◆4のどれかを選ぶことになります。Black Edition なら追加の注文は要りません
じゃあ見積もりで◆1がいくらか聞いて、Black Edition との差額と比べればいいのか
◆1が Black Edition との差額より高ければ、5つを付ける方法としては Black Edition のほうが安くなります。ただし Black Edition では、アルミホイールを選べません
ボディカラーは、X と Black Edition で選べる色が違う
選べるボディカラーはどちらも5色で、そのうち3色が共通です。
| ボディカラー | X/X FOUR | X Black Edition/X FOUR Black Edition |
|---|---|---|
| ピュアホワイトパール/ミッドナイトブラック 2トーン | なし | あり |
| スミレ/ミッドナイトブラック 2トーン | あり | あり |
| ガーネットレッド | なし | あり |
| ダークメタルグレー | あり | あり |
| ミッドナイトブラック | あり | あり |
| ブリリアントシルバー | あり | なし |
| ピュアホワイトパール | あり | なし |
※日産「ノート 仕様・諸元」のグレード別ボディカラーより。
白い車にしたい場合、X ではピュアホワイトパールの1色、Black Edition では黒いルーフとの2トーンの1色です。日産は、ピュアホワイトパール/ミッドナイトブラック 2トーンを、今回の仕様変更でノートに新しく設定した色としています。Black Edition のページでは、この2トーンは特別塗装色です。
白がいいなと思ってたけど、Black Edition だと屋根が黒になるんだね
はい。シルバーも Black Edition では選べません
色で候補が1つに決まる人もいそう。見積もりの前に、家族で色を決めておいたほうが早いね
X と X FOUR のステアリングは、本革巻からテーラーフィット巻へ
日産のリリースが挙げている仕様変更のうち、ノートの X と X FOUR にかかわるのはステアリングの表皮です。改良の前と後で、次のように変わりました。
| 2026年1月版(改良前) | 2026年8月版(改良後) | |
|---|---|---|
| ステアリングの名前 | 本革巻ステアリング | テーラーフィット巻ステアリング |
| X(2WD)・X Black Edition(2WD) | セットオプション◆5 | セットオプション◆5 |
| X FOUR・X FOUR Black Edition | 標準 | 標準 |
※Black Edition は2026年8月に設定されたグレードです。
テーラーフィットは、日産がナッパレザーのような触感と高い耐久性を備えるとしている合成皮革です。
日産のリリースは、ノートについてこの変更の範囲を、「2WD寒冷地仕様未装着車」を除く全車としています。2WD の X では、改良前も改良後も、表皮を巻いたステアリングは◆5というセットオプションにだけ含まれています。◆5は寒冷地向けのセットで、テーラーフィット巻ステアリングのほかに、ホットプラスパッケージ(ヒーター付ドアミラー、ステアリングヒーター、前席ヒーター付シート、リヤヒーターダクト)、クリアビューパッケージ(ワイパーデアイサー、リヤLEDフォグランプ〈運転席側〉)、高濃度不凍液が入っています。つまり、◆5を選ばない2WD の X は、改良前にも本革巻ステアリングが付いていませんでした。
4WD の X FOUR と X FOUR Black Edition には、テーラーフィット巻ステアリングと前席ヒーター付シートが標準で付きます。
このほか、改良前は◆3と◆4に含まれていたワイヤレス充電器が、改良後の主要装備一覧には載っていません。スマートフォンを置いて充電するつもりで検討している場合は、見積もりの段階で販売店に確かめてください。
価格は、日産が「物流費や原材料価格の高騰などを踏まえ」改定したとしています。改良前の価格を日産の公式資料で確かめられないため、値上げ幅はこの記事では扱いません。
決める順番は、色とホイール、次に安全装備
最初に決めるのはボディカラーです。白一色かシルバーにしたいなら X、ガーネットレッドか白と黒の2トーンにしたいなら Black Edition と、グレードが1つに決まります。アルミホイールを付けたい場合も X です。
グレードが決まらなかった人は、次にアラウンドビューモニターからRCTAまでの5つが要るかを考えます。要らないなら、Black Edition との差額で付くのは黒い内外装です。要るなら、見積もりで X に◆1を足した金額を出してもらい、X Black Edition の価格と比べます。ナビやプロパイロットも付けるなら、X の◆2〜◆4と、Black Edition の◆6・◆7を組み合わせで比べることになります。
セットオプションは、装備一覧に「ご注文時に申し受けます」と書かれたメーカーオプションです。Black Edition の黒い内外装も、グレードに付く専用装備です。どちらも注文の前に決めておく項目です。
改良前のノートを、ノート オーラと比べた記事はノートとノート オーラの比較に、車中泊に使えるかを調べた記事はノートの車中泊にあります。どちらも2026年8月の一部仕様変更より前の内容です。
実際に乗っている人の評価は、みんカラのノートのレビューで読めます。
価格・装備は2026年9月26日時点で日産が公開している情報です。