VW ポロのグレード比較|シートヒーターが付くのはどれか?
ポロで高速も走るなら、どのグレードを選べばいい?
TSI Activeに18万7,000円足すと、ACCなど5つが付きます
えっ、シートヒーターはR-LineにもGTIにも付かないの?
付くのは限定車のEdition 50だけですまずシートヒーターが要るかから決めよう フォルクスワーゲン ポロの日本仕様は6グレードで、そのうちTSI Active Basic、TSI Active、TSI Style、TSI R-Line、限定車のEdition 50の5グレードが1.0 TSIです。この5グレードは車両型式がどれも3BA-AWDLAで、エンジンもサスペンション形式もトランスミッションも共通です。GTIだけは、車両型式もエンジンも違います。
装備表を読み比べると、1.0 TSIの5グレードで違いとして見ておきたいのは、タイヤのインチ、付く運転支援装備の種類、シートヒーターの有無の3つです。最初に検討したいのは、TSI Activeに18万7,000円のテクノロジーパッケージを足した組み合わせです。約327万円で、追従クルーズ(ACC)も駐車支援も付きます。
6グレードの価格
| グレード | 車両価格 |
|---|---|
| TSI Active Basic | 2,799,000円 |
| TSI Active | 3,087,000円 |
| TSI Style | 3,560,000円 |
| TSI R-Line | 3,621,000円 |
| GTI | 4,669,000円(モデルページ表示) |
| Edition 50 | 執筆時点で公式の価格表を確認できず(※要確認) |
車両価格は無償カラーを選んだときのものです。
ポロのモデルページには「価格 2,898,000円〜」と表示されていて、価格表PDFのActive Basic(2,799,000円)と一致しません。価格改定の反映時期がずれている可能性があるので、最終的な金額は正規ディーラーの見積りで確かめてください。
TSI Activeに18万7,000円を足すと、運転支援が5つ付く
TSI Activeは3,087,000円です。ここにテクノロジーパッケージ187,000円を足すと約327万円になり、Travel Assist、ACC、Side Assist Plus、Park Assist、リヤトラフィックアラートの5つがまとめて付きます。
| 装備 | Active Basic | Active | Style以上 |
|---|---|---|---|
| Travel Assist(同一車線内全車速運転支援) | ー | テクノロジーパッケージ | 標準 |
| ACC(全車速追従機能付) | ー | テクノロジーパッケージ | 標準 |
| Side Assist Plus(レーンチェンジアシスト) | ー | テクノロジーパッケージ | 標準 |
| Park Assist(駐車支援) | ー | テクノロジーパッケージ | 標準 |
| リヤトラフィックアラート | ー | テクノロジーパッケージ | 標準 |
| Lane Assist | 標準 | 標準 | 標準 |
| Front Assist(歩行者検知対応) | 標準 | 標準 | 標準 |
| パークディスタンスコントロール(前/後) | 標準 | 標準 | 標準 |
| リヤビューカメラ | 標準 | 標準 | 標準 |
| LEDマトリックスヘッドライト”IQ.LIGHT” | ー | ー | 標準 |
同じ5つを標準で持つTSI Styleは3,560,000円です。Activeにパッケージを足すほうが、約29万円安く済みます。
Activeのエアコンは2ゾーンフルオートで、運転席と助手席で温度を別々に設定できます。
タイヤは185/65R15で、ホイールはアルミです。サイドウォールの高さは約120mmあり、17インチのグレードの約97mmより24mm近く厚いぶん、段差や荒れた舗装での衝撃を、タイヤのたわみで和らげやすいサイズです。
弱点は、LEDマトリックスヘッドライト”IQ.LIGHT”とアンビエントライトが付かないことです。どちらもStyleには標準で付き、Activeでは選べません。
欲しいのはACCだけで、駐車支援はなくてもいいんだけど
テクノロジーパッケージは5つをまとめたオプションです。ACCだけを選ぶことはできません
じゃあ見積りは、パッケージありとなしの2通りを並べれば足りるね
残りの5グレードは、Activeと何が違うか
TSI Active Basicは、テクノロジーパッケージを選べない
いちばん安い279万9,000円のグレードで、Activeとの差は約29万円です。タイヤは同じ185/65R15ですが、ホイールはスチール(フルキャップ)になり、エアコンは手動のエアコンディショナーです。
緊急ブレーキのFront Assist(歩行者検知対応)、車線維持のLane Assist、前後のパークディスタンスコントロール、リヤビューカメラは標準で付きます。付かないのは、上の表でテクノロジーパッケージに入っている5つです。
いまは高速に乗らないけど、子どもが大きくなったら遠出が増えるかも
Active Basicは、ACCもTravel Assistもオプションで付けられません。遠出が増えてから欲しくなっても、このグレードのままでは足せません
じゃあ何年か先の使い方まで家で話してから、Active BasicかActiveかを決めたほうがいいね
高速をほとんど走らず、街乗りと近所の買い物が中心なら、Active Basicで足りる使い方もあります。
TSI Styleは、約47万円の差で16インチと”IQ.LIGHT”が付く
3,560,000円で、運転支援の5つは標準です。Activeとの差額は約47万円で、この差で付く装備には、195/55R16のアルミホイール、LEDマトリックスヘッドライト”IQ.LIGHT”、アンビエントライト、スポーツコンフォートシートがあります。
タイヤのサイドウォールは約107mmで、15インチと17インチの中間です。運転支援の5つはActiveにパッケージを足せばそろうので、Styleにするかどうかは、IQ.LIGHTやスポーツコンフォートシート、16インチのアルミに、その組み合わせとの差の約29万円を払うかどうかで決まります。
TSI R-Lineは、約6万円の差で専用サスペンションとXDSが付く
3,621,000円で、Styleとの差は約6万円です。
付く装備には、R-Line専用スポーツサスペンション、電子制御式ディファレンシャルロック”XDS”、R-Line専用ファブリックシート、215/45R17のタイヤがあります。専用サスペンションとXDSは、ほかの1.0 TSIのグレードに後から付けられません。足まわりにこだわる人にとっては、払いやすい差額だと思います。
引き換えに、サイドウォールは約97mmまで薄くなります。15インチより24mm近く薄いぶん、路面の凹凸は伝わりやすくなる構成です。

GTIは、エンジンもリヤブレーキも1.0 TSIと違う
4,669,000円で、車両型式は3BA-AWDNNです。エンジンは直列4気筒1,984ccターボで、最高出力は1.0 TSIの70kW(95PS)に対して152kW(207PS)あります。
最大トルクは320N・mで、1,500rpmから出ます。最大トルクが出始める回転数は1.0 TSIの1,600rpmとほぼ同じで、最大トルクの値は約1.8倍です。リヤブレーキはディスクで、1.0 TSIの5グレードはドラムです。GTI専用スポーツサスペンションとXDS、トップスポーツシートも付きます。
そのかわり車重は1,330kgで、1.0 TSIより150kg重くなります。WLTC燃費は14.7km/L、ラゲージスペースは305(1,079)Lで、1.0 TSIの351(1,125)Lより小さくなります。全高も1,430mmで、20mm低い設定です。
“Sport Select”シャシー付スポーツパフォーマンスキットもオプションにありますが、Discover Pro/Sport Selectパッケージに含まれる装備で、単独では選べません。選ぶと215/40R18の7.5Jホイールが同時に付きます。

シートヒーターが付くのは、限定車のEdition 50だけ
Edition 50は、50周年記念の全国限定500台です。専用バッジ、クリスタルアイスブルーメタリック、限定17インチホイールとあわせて、運転席・助手席のシートヒーターが付きます。価格は、執筆時点で公式の価格表を確認できていません。
冬の朝、座面が冷たいのが苦手なんだよね。R-LineかGTIにすれば付く?
どちらにも付きません。予算を増やしても、R-LineとGTIでは選べない装備です
じゃあ僕の場合は、ほかのグレードを見比べる前に、Edition 50をまだ買えるかを販売店に聞かないとね
高さ調整とランバーサポートは、6グレードすべてに付く
| 装備 | Active Basic | Active | Style | Edition 50 | R-Line | GTI |
|---|---|---|---|---|---|---|
| スポーツコンフォートシート | ー | ー | 標準 | 標準 | 標準 | ー |
| トップスポーツシート | ー | ー | ー | ー | ー | 標準 |
| 専用ファブリックシート | ー | ー | ー | ー | R-Line専用 | GTI専用 |
| 高さ調整式シート(運転席/助手席) | 標準 | 標準 | 標準 | 標準 | 標準 | 標準 |
| ランバーサポート(運転席/助手席) | 標準 | 標準 | 標準 | 標準 | 標準 | 標準 |
| シートヒーター(運転席/助手席) | ー | ー | ー | 標準 | ー | ー |
| 分割可倒式シート(後席) | 標準 | 標準 | 標準 | 標準 | 標準 | 標準 |
| レザーマルチファンクションステアリング | 標準 | 標準 | 標準 | 標準 | 標準 | 標準 |
シートの種類はグレードで違い、Style・Edition 50・R-Lineはスポーツコンフォートシート、GTIはトップスポーツシートです。
見落とされやすいのは、運転席と助手席の高さ調整式シートとランバーサポートが、いちばん安いActive Basicにも付いていることです。チルト&テレスコピックステアリング、センターアームレスト(前席)、スマートフォンワイヤレスチャージング、パドルシフトも全車標準です。長距離で座り姿勢を合わせるためだけに、Active Basicより高いグレードを選ぶ必要はありません。
タイヤのサイズとサイドウォールの高さ
| グレード | タイヤ/ホイール | サイドウォール高さ | トレッド前/後 |
|---|---|---|---|
| TSI Active Basic | 185/65 R15・5.5J スチール(フルキャップ) | 120.3mm | 1,520/1,500mm |
| TSI Active | 185/65 R15・5.5J アルミ | 120.3mm | 1,520/1,500mm |
| TSI Style | 195/55 R16・6.5J アルミ | 107.3mm | 1,505/1,485mm |
| Edition 50 | 215/45 R17・7J アルミ | 96.8mm | 1,500/1,480mm |
| TSI R-Line | 215/45 R17・7J アルミ | 96.8mm | 1,500/1,480mm |
| GTI | 215/45 R17・7.5J アルミ | 96.8mm | 1,500/1,485mm |
※サイドウォール高さは断面幅×扁平率で求めた値です。
サイドウォールが厚いほうが、乗り心地もいいってこと?
タイヤだけでは決まりません。R-Lineは専用スポーツサスペンションも付くので、サイドウォールの厚みの差だけで乗り心地を比べることはできません
じゃあ試乗するなら、ActiveとR-Lineを同じ道で乗り比べてみるのがいいね
1.0 TSIとGTIの諸元
| 項目 | 1.0 TSI(Active Basic〜R-Line) | GTI |
|---|---|---|
| 全長×全幅×全高 | 4,085×1,750×1,450mm | 4,085×1,750×1,430mm |
| ホイールベース | 2,550mm | 2,550mm |
| 車両重量 | 1,180kg | 1,330kg |
| エンジン | 直列3気筒999cc ターボ | 直列4気筒1,984cc ターボ |
| 最高出力 | 70kW(95PS)/5,000-5,500rpm | 152kW(207PS)/4,600-6,000rpm |
| 最大トルク | 175N・m/1,600-3,500rpm | 320N・m/1,500-4,500rpm |
| WLTCモード燃費 | 17.6km/L | 14.7km/L |
| 最小回転半径 | 5.1m | 5.1m |
| ブレーキ(前/後) | ベンチレーテッドディスク/ドラム | ベンチレーテッドディスク/ディスク |
| ラゲージスペース | 351(1,125)L | 305(1,079)L |
サスペンションは全車マクファーソンストラット(スタビライザー付)とトレーリングアームで、トランスミッションも全車7速DSGです。
1.0 TSIは、最大トルクの175N・mを1,600rpmから3,500rpmまで出し続けます。1,180kgの車重に対して、街中の速度域ではエンジン回転を上げずに走れる組み合わせです。
カーセンサーの買取相場(2026年7月更新)
カーセンサーのポロ買取・査定相場ページにある、平均買取相場額です。
| 年式 | 平均買取相場額 |
|---|---|
| 2025年(1年落ち) | 148.1万〜176.3万円 |
| 2024年(2年落ち) | 137.2万〜188.5万円 |
| 2023年(3年落ち) | 117.3万〜214.5万円 |
| 2022年(4年落ち) | 92.6万〜220.6万円 |
| 2021年(5年落ち) | 84.2万〜111.5万円 |
3年落ちと4年落ちで上限が大きいのは、GTIのような価格の高いグレードが混ざっているためかもしれません。ページに出る「3.8点(20件)」は査定満足度の評価件数で、相場の集計台数ではありません。
買取相場は掲載物件からの集計値で、小売価格ではなく買取価格です。実際の金額は状態・走行距離・時期・業者・地域で変わるため、査定で確かめてください。
決める順番は、あとから足せない装備から
シートヒーター、テクノロジーパッケージの5つ、R-Line専用スポーツサスペンションとXDSは、どれも納車のあとから足せません。次の順で決めておくと、見積りを取り直さずに済みます。
- シートヒーターが要るか。要るなら候補はEdition 50だけなので、残りの2つを考える前に決まります。
- 高速をどれだけ走るか。ACCやTravel Assistが要るなら、Active Basicは候補から外れます。残るのは、TSI Activeにテクノロジーパッケージを付けるか、5つを標準で持つStyleなどを選ぶかです。
- 足まわりをどうするか。1.0 TSIのままスポーツサスペンションとXDSを取るならR-Line、サイドウォールの厚い15インチを取るならActive BasicかActiveです。
シートヒーターが要らないと決めたなら、見積りはTSI Activeにテクノロジーパッケージを付けたもの、Style、R-Lineの3つを並べて取ると、約29万円と約6万円の差で何が付くかを見比べられます。
価格・装備・相場は執筆時点(2026年8月)の情報です。装備と数値はフォルクスワーゲン グループ ジャパンの主要装備表・主要諸元表(2026年6週以降生産車両を対象とした版)と各グレードの価格表PDF、買取相場はカーセンサー(2026年7月更新)にもとづきます。2026年6週より前に生産された個体では内容が変わることがあります。
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