ハイラックスとトライトン|ほぼ同額の2台で、車体の大きさはどこが違う?
ピックアップって、どっちも500万円くらいなんだ?
ハイラックスZとトライトンGLSで、差は7,700円
全高は1,865mmと1,795mm70mm? カーポートの話じゃん
先に測るのは車庫のほう価格より先なんだ ピックアップって、そもそもいくらなんだ?
ハイラックスのZが4,980,800円。トライトンのGLSが4,988,500円
7,700円? 価格としては、もう同じだね
価格はほぼ重なる。全高は1,865mmと1,795mm
70mm。うちのカーポート、測ったことないな
約498万円で並ぶこの2台は、全長も5,325mmと5,320mmでほぼ同じです。全幅は1,885mmと1,865mmで、差は20mm。大きく違うのは高さだけです。
しかもトライトンは、上のグレードを選ぶと車体そのものが大きくなります。ハイラックスは約52万円高いZ“Adventure”にしても、外寸は1mmも変わりません。
全長5mm・全幅20mmに対して、全高は70mm違う
| ハイラックス Z | トライトン GLS | |
|---|---|---|
| 価格(税込) | 4,980,800円 | 4,988,500円 |
| 全長 | 5,325mm | 5,320mm |
| 全幅 | 1,885mm | 1,865mm |
| 全高 | 1,865mm | 1,795mm |
| ホイールベース | 3,085mm | 3,130mm |
| 最低地上高 | 215mm | 220mm |
| 車両重量 | 2,140kg | 2,080kg |
| 車両総重量 | 2,915kg | 2,855kg |
| 乗車定員 | 5名 | 5名 |
| 室内 長/幅/高 | 1,675/1,440/1,170mm | 1,770/1,540/1,175mm |
全長の差は5mm、全幅の差は20mmです。駐車枠のなかで占める場所は、この2台でほとんど変わりません。屋根のあるカーポートや車庫に入れるつもりなら、先に測るのは高さのほうです。
床下の余裕は逆で、最低地上高はトライトンが220mm、ハイラックスが215mmです。
全長はトライトンが5mm短いのに、ホイールベースは3,130mmと3,085mmでトライトンが45mm長い。前後の張り出しは、合わせるとトライトンのほうが50mm短くなります。
最小回転半径は、ハイラックスが2グレードとも6.3mです。トライトンはGSRについて6.2mと公表されています。
全幅は5グレードのどれも1,865mm以上あって、小型自動車の枠である1.70mからは大きく外れます。どちらも普通貨物、つまり1ナンバーの登録で、乗車定員は5名です。最大積載量はハイラックスが2グレードとも500kg、トライトンはGSRの主要諸元表に500kgと載ります。この500kgは乗車定員と連動する数字で、座席を減らすと積める重さが増えます。
室内はトライトンのほうが長くて広いんだ
室内長が95mm、室内幅が100mm。それで全長は5mm短い
外は小さいのに、中は広くできるのか
トライトンは、上のグレードにすると車体が大きくなる
| 全長 | 全幅 | 全高 | 車両重量 | |
|---|---|---|---|---|
| ハイラックス Z | 5,325mm | 1,885mm | 1,865mm | 2,140kg |
| ハイラックス Z“Adventure” | 5,325mm | 1,885mm | 1,865mm | 2,190kg |
| トライトン GLS | 5,320mm | 1,865mm | 1,795mm | 2,080kg |
| トライトン BLACK Edition | 5,320mm | 1,865mm | 1,815mm | 2,080kg |
| トライトン GSR | 5,360mm | 1,930mm | 1,815mm | 2,120kg |
GLSより11万円高いBLACK Editionにすると、全高が1,795mmから1,815mmへ20mm上がります。ルーフレール(ブラック)が標準で付くのはBLACK EditionとGSRで、GLSには付きません。
GSRはさらに全幅が1,930mm、全長が5,360mm。GLSと比べると幅が65mm、長さが40mm増えます。全高はBLACK Editionと同じ1,815mmです。

Zより約52万円高い550万円のZ“Adventure”にしても、ハイラックスは5,325/1,885/1,865mmのままです。変わるのは車両重量の50kgと、外装と内装の装備です。
Z“Adventure”で標準になるのは、マットグレーの18インチアルミホイール、アルミホイールのスペアタイヤ、ベッドライナー(アンダーレール)、スポーツバー、サイドモール、カラードフロントスキッドプレート(シルバー)、専用意匠のフロントロアバンパーガーニッシュとフロントバンパーサイドベゼル、テールゲートエンブレム、テールゲートリフトアシスト(ダンパータイプ)、内装色ミネラルとイエローステッチのシートです。
Zは18インチアルミホイールが切削光輝、スペアタイヤがスチールホイール、内装色がブラックでステッチはグレーです。ベッドライナー、テールゲートエンブレム、テールゲートリフトアシストの3点は、Zでは販売店装着オプションです。スポーツバーとサイドモールは、Zには設定がありません。
Toyota Safety Sense、ブラインドスポットモニター、パーキングサポートブレーキ、マルチテレインモニター、パノラミックビューモニター(床下透過表示機能付)は、ZもZ“Adventure”も標準です。12.3インチTFTカラーメーターと、12.3インチHDディスプレイのディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plusも2グレードに付きます。
諸元表の車両型式は、Zが3DF-GUN226-DTTHX、Z“Adventure”が3DF-GUN226-DTTHX(A)です。トライトンで車名・型式が主要諸元表に載っているのはGSRで、三菱・3DF-LC2Tです。GLSとBLACK Editionのグレード別ページに出ているのは類別区分番号のJLHRDで、GSRはJLPRDです。先頭の3DF-は両車に共通で、排出ガス規制の年代や燃料の種類を表す識別記号です。
約498万円で座る席は、片方だけが電動で動く
ハイラックス Z の前席は、運転席が8ウェイパワーシートで電動ランバーサポート付き、助手席が4ウェイマニュアルです。表皮はパーフォレーション付の合成皮革(グレーステッチ)。ステアリングホイールは本革巻きで、ステアリングヒーターが付きます。
トライトン GLS はファブリックシートで、ステアリングホイールは本革巻き(シルバー加飾付)です。運転席パワーシートが付くのは、トライトンではGSRだけです。
うちは2人で運転を代わるから、GLSだと乗るたびに手で合わせ直すことになるよね
ハイラックスは電動で8方向。GLSは手で合わせる
エアコンは両車とも左右独立温度コントロールのフルオートです。トライトンには、これに加えてリヤサーキュレーターが3グレードとも付きます。
シートヒーターは、ハイラックスの主要装備一覧表に記載がありません。トライトンはGSRに運転席&助手席シートヒーターが付き、ステアリングヒーター、運転席パワーランバーサポート、ナノイーX(運転席側吹き出し)も同じくGSRの標準装備です。GSRのシートはレザーシート(オレンジステッチ付)で、座面の一部に本革、側面・背面・ヘッドレストは合成皮革という組み合わせです。
ハイラックスには、合わせガラスのウインドシールドグリーンガラス、フロアサイレンサー、フェンダーライナーが全車標準で付きます。
最大トルクは500N·mと470N·m、出はじめは1,600rpmと1,500rpm
| ハイラックス(Z・Z“Adventure”) | トライトン GSR | |
|---|---|---|
| エンジン型式 | 1GD-FTV | 4N16 |
| 総排気量 | 2.754L | 2.439L |
| 使用燃料 | 軽油 | 軽油 |
| 最高出力 | 150kW(204PS)/3,000〜3,400rpm | 150kW[204PS]/3,500rpm |
| 最大トルク | 500N·m(51kgf·m)/1,600〜2,800rpm | 470N·m[47.9kgf·m]/1,500〜2,750rpm |
| 変速機 | 6AT+シーケンシャルシフトマチック(Sモード) | 6速スポーツモードA/T |
| 駆動方式 | 4輪駆動(パートタイム4WD) | 4WD |
| フロントサスペンション | ダブルウィッシュボーン式独立懸架コイルスプリング | ダブルウィッシュボーン式独立懸架コイルスプリング |
| リヤサスペンション | 車軸式半楕円スプリング | リーフスプリング |
| リヤブレーキ | ディスク | リーディングトレーリング式ドラム |
| タイヤ | 265/60R18 | 265/60R18 |
| 燃料タンク容量 | 80L | 75L |
| WLTCモード | 11.9km/L | 11.3km/L |
| 最小回転半径 | 6.3m | 6.2m |
トライトンの数値はGSRのものです。ただしWLTCモードの11.3km/Lは、GLSとBLACK Editionも同じ値です。
最高出力は両車とも150kW(204PS)で同じです。分かれるのは最大トルクで、500N·mと470N·m。出はじめる回転数は1,600rpmと1,500rpmで、上端は2,800rpmと2,750rpmです。どちらも荷物を積んだまま、高い回転まで回さずに最大トルクの帯へ入る設定です。
リヤの「車軸式半楕円スプリング」と「リーフスプリング」は、別方式ではありません。半楕円スプリングは板バネの形状の呼び名で、リヤはどちらも板バネです。
タイヤは5グレードとも265/60R18です。違うのはホイールの仕上げで、ハイラックスが切削光輝とマットグレー、トライトンがグレーメタリックとブラックです。
エンジンの型式は、ハイラックスが1GD-FTV、トライトンが4N16です。エンジンに振られるこの記号には、車検証にも「原動機の型式」という欄が用意されています。
荷箱の3辺が図に入っているのはトライトンだけ
トライトンの外観4面図には、荷箱長1,470mm、荷箱幅1,525mm、荷箱高さ520mmが記入されています。図の見出しはGSRです。
ハイラックスの諸元表には、荷台の寸法が載っていません。デッキまわりで出てくるのは「デッキステップ」と「大型デッキスペース」という装備名で、どちらも2グレードとも標準です。

ベッドライナー、スタイリングバー(ダークチタン加飾付)、フロントアンダーガーニッシュ(ダークチタン加飾付)の3点は、GSRだけに付きます。GLSとBLACK Editionには付きません。3点とも工場出荷時に装着される純正用品で、3年6万kmの保証が付きます。スタイリングバーについては、メーカーオプションのスタイリングバーレスも選べます。
買取相場は、下限で約70万円トライトンが高い
2026年8月更新のカーセンサーの数字です。
| 平均買取相場額 | 平均走行距離 | |
|---|---|---|
| ハイラックス | 228.0万円〜370.8万円 | 4万km |
| トライトン | 298.5万円〜354.5万円 | 表示なし |
下限では約70万円トライトンが高く、上限では約16万円ハイラックスが高くなっています。トライトンは平均走行距離も平均査定満足度も「-」で、数字が出ていません。
どちらの相場も現行型だけを見た数字ではありません。年式別だと、ハイラックスは2024年(2年落ち)の288.1万円〜375.7万円が最新で、2025年式と2026年式の相場は出ていません。トライトンは2025年(1年落ち)が321.9万円〜342.9万円、2024年(2年落ち)が302.7万円〜345.1万円の2つだけです。相場は掲載された物件の価格からの集計値で、実際の査定額は装備や状態で変わります。
決める順番は、車庫・グレード・装備の3段
最初は置き場所です。屋根のある車庫やカーポートなら、巻き尺を当てるのは天井までの高さです。ここで入らないほうの車は、グレードを下げても装備を減らしても入りません。
次がグレードです。トライトンはこの段で外寸が変わるので、グレードを決めるまで置き場所に収まるかどうかも決まりません。ハイラックスはここで外寸が変わらないため、Z“Adventure”にするかどうかは置き場所と切り離して考えられます。
最後が装備です。後から足せるのは、この段だけです。 ベッドライナー、テールゲートエンブレム、テールゲートリフトアシストは、ハイラックス Z なら納車後でも販売店装着オプションとして付けられます。車体の高さと幅は、買ってから変えることができません。
※価格・諸元・装備の適用可否は、トヨタ自動車と三菱自動車が公表している主要諸元表・主要装備一覧表・グレード別ページの数値です。ハイラックスの価格には「メーカー希望小売価格(消費税込み)で参考価格です。価格は販売店が独自に定めていますので、詳しくは各販売店におたずねください」という注記が付いています。トライトンの主要諸元表と主要装備一覧はGSRの1グレードぶんで、GLSとBLACK Editionの数値はグレード別ページとグレード比較表から取りました。買取相場は2026年8月更新のカーセンサーの数字です。いずれも執筆時点の情報で、最新の内容は販売店にご確認ください。