ライズ|ハイブリッドとガソリンで給油回数はどう違う?
ライズのハイブリッドって、ガソリンより給油は何回減るの?
計算上は年1万kmで約11回。1.2Lは約13回、4WDは約16回です
え、4WDがいちばん多いの? 4WDのハイブリッドは?ありません。4WDは1.0Lターボだけで、満タン約626kmの計算です
じゃあ、何から決めればいい?4WDが要るかです。次に、満タン約924kmのハイブリッドか1.2Lかです ライズの給油回数は、年に1万km走るとして、ハイブリッドが約11回、ガソリン1.2Lの2WDが約13回、ガソリン1.0Lターボの4WDが約16回です。満タンで走れる距離が、約924km、約745km、約626kmと違うためです。どれも、燃料タンクの容量にWLTCモードの燃費を掛けた計算上の値です。
主要諸元表を並べてみると、いちばん長く走れるハイブリッドのタンクが、いちばん小さいことに気づきます。ハイブリッドは33Lで、ガソリンは6タイプとも36Lです。
4WDを選べるのは、1.0Lターボのガソリン車だけです。 雪道のために4WDにすると、満タンで走れる距離は、いちばん短い約626kmになります。
8タイプあっても、エンジンと駆動方式の組み合わせは3つ
ライズにはZ・G・Xの3グレードがあり、エンジンと駆動方式の違いまで数えると8タイプになります。エンジンと駆動方式の組み合わせは、次の表の列にした3つです。
| ガソリン1.2L・2WD | ガソリン1.0Lターボ・4WD | ハイブリッド1.2L・2WD | |
|---|---|---|---|
| Z | 2,152,700円 | 2,413,400円 | 2,442,000円 |
| G | 1,958,000円 | 2,235,200円 | 2,263,800円 |
| X | 1,800,700円 | 2,079,000円 | 設定なし |
| エンジン型式 | WA-VE | 1KR-VET | WA-VEX+モーターE1A |
| 総排気量 | 1.196L | 0.996L(ターボ) | 1.196L |
| 最高出力 | 64kW(87PS)/6,000rpm | 72kW(98PS)/6,000rpm | エンジン60kW(82PS)/5,600rpm+モーター78kW(106PS) |
| 最大トルク | 113N·m/4,500rpm | 140N·m/2,400〜4,000rpm | エンジン105N·m/3,200〜5,200rpm+モーター170N·m |
| 燃料タンク | 36L | 36L | 33L |
| WLTCモード | 20.7km/L | 17.4km/L | 28.0km/L |
| 満タンの航続 | 約745km | 約626km | 約924km |
| 車両重量 | 970〜980kg | 1,040〜1,050kg | 1,060〜1,070kg |
| 車両型式 | 5BA-A201A | 3BA-A210A | 5AA-A202A |
価格はメーカー希望小売価格(消費税込み)で、北海道・沖縄地区は別価格です。
満タンの航続は、タンクが空になるまで走り、そのあいだWLTCモードの数値どおりの燃費が出たと仮定した計算値です。燃費は定められた試験条件での値で、渋滞やエアコンの使い方によって変わります。タンクを空にする前に給油すれば、1回で走る距離はこれより短くなり、給油の回数は増えます。この記事の航続距離と給油回数は、どれも同じ前提で出しています。
4WDの列にあるエンジンは1.0Lターボだけです。ハイブリッドのZ・Gと、1.2LのZ・G・Xは、どれも2WDになります。
ハイブリッドで4WD、という組み合わせは選べないの?
選べません。主要諸元表で4WDの型式が載っているのは1.0Lターボの3タイプだけで、ハイブリッドの2タイプは2WDです
うちは夫婦と子ども1人で、使うのは通勤と週末の買い物。4WDが要る場面は思いつかないから、残るのはハイブリッドか1.2Lだね
最大トルクは、1.0Lターボが140N·mを2,400rpmから4,000rpmまでの範囲で、1.2Lが113N·mを4,500rpmで出します。合流や上り坂でアクセルを踏み足したとき、低い回転のまま大きなトルクを使えるのは1.0Lターボのほうです。ハイブリッドのモーターは最大トルクが170N·mで、数値だけを並べれば3つのなかでいちばん大きくなります。

車体の寸法は8タイプとも同じです。全長3,995mm、全幅1,695mm、全高1,620mm、ホイールベース2,525mmで、最低地上高185mm、室内の長さ1,955mm・幅1,420mm・高さ1,250mm、乗車定員5名も変わりません。駐車場の枠に収まるかどうかは、どのタイプを選んでも同じ数字で確かめられます。
サスペンションも8タイプ共通で、フロントがマクファーソンストラット式コイルスプリング、リヤがトーションビーム式コイルスプリングです。4WDを選んでも、最低地上高とリヤサスペンションの形式は2WDと変わりません。
年に1万km走ると、給油は約11回・約13回・約16回
給油の回数がいちばん多い1.0Lターボの4WDと、いちばん少ないハイブリッドの差は、年に5回です。ひと月あたりにすると1回に届きません。
金額に直しやすいのは、回数よりも使うガソリンの量のほうです。WLTCモードの数値どおりに走れたとして、1万kmに要るガソリンは約357L、約483L、約575Lです。ハイブリッドとの差は、4WDで年に約218L、1.2Lの2WDで年に約126Lになります。ここに行きつけのスタンドの1Lあたりの単価を掛けると、1年ぶんのガソリン代の差が出ます。
WLTCモードの28.0・20.7・17.4km/Lは、市街地・郊外・高速道路の3つのモードを、平均的な使用時間の配分で組み合わせた値です。主要諸元表の説明では、市街地モードは信号や渋滞の影響を受ける比較的低速の走行を、郊外モードはその影響をあまり受けない走行を想定しています。同じ表に、モードごとの数値も載っています。
| 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード | |
|---|---|---|---|
| ハイブリッド1.2L・2WD | 29.6km/L | 30.2km/L | 26.1km/L |
| ガソリン1.2L・2WD | 15.9km/L | 21.9km/L | 22.9km/L |
| ガソリン1.0Lターボ・4WD | 13.4km/L | 18.7km/L | 18.9km/L |
ハイブリッドは郊外モードの30.2km/Lがいちばん良く、市街地モードの29.6km/Lがそれに続き、高速道路モードの26.1km/Lがいちばん低くなります。ガソリンの2つは、高速道路モードがいちばん良く、市街地モードがいちばん低い数値です。燃費の数値がいちばん低くなる場面は、ハイブリッドが高速道路、ガソリンが市街地と分かれています。
同じ前提で満タンの航続距離を出すと、市街地モードの数値では、ハイブリッドが約977km、1.2Lの2WDが約572km、1.0Lターボの4WDが約482kmです。市街地モードの数値で比べると、満タンで走れる距離はハイブリッドが4WDの約2倍になります。高速道路モードの数値では約861km、約824km、約680kmで、ハイブリッドと1.2Lの2WDの差は約37kmです。
うちは通勤と週末の買い物がほとんどなんだけど、見るのは市街地モードの列でいいのかな
通勤の道に信号や渋滞が多いなら、見るのは市街地モードの数値です。週末の買い物の道に信号や渋滞が少ないなら、そちらは郊外モードの数値を見ます
どちらの列でも、ハイブリッドと1.2Lの差はWLTCモードでの差の7.3km/Lより大きいね。うちの使い方だと、市街地モードと郊外モードの2列で比べればいいんだ
ハイブリッドと4WDの航続距離の差は、WLTCモードでは約300kmです。走る道のうち市街地の割合が大きいほどこの差は広がり、高速道路の割合が大きいほど縮みます。
ハイブリッドのZと4WDのZは、3万円足らずしか違わない
ハイブリッドのZは約244万円、4WDのZは約241万円で、差は3万円足らず(2万8,600円)です。Gどうしでも約226万円と約224万円で、差は同じ金額になります。ほぼ同じ価格の2台で、満タンの航続距離は約924kmと約626kmです。
「3万円足らずの差なら、燃費の数字が良いハイブリッドにしておけばいい」と考えたくなるところですが、4WDが要る人は、ハイブリッドを選べません。ライズのハイブリッドは2WDだけで、四輪を駆動するのは1.0Lターボの3タイプに限られます。4WDと、満タン約924kmの航続距離は、ライズでは同時に選べません。

4WDには、寒冷地仕様が3グレードとも標準で付きます。ヒーター付ドアミラー、ウインドシールドデアイサー、PTCヒーターなどをまとめた仕様で、2WDではメーカーオプションです。価格は、Zの2WDがハイブリッドで2万900円、ガソリンで2万4,200円です。GとXの2WDは運転席・助手席シートヒーターとセットになり、Gがハイブリッドで3万7,400円、ガソリンで4万700円、Xが4万1,800円です。
では、2WDで足りる人は何と比べればよいのでしょうか。比べるのはガソリン1.2Lの2WDです。Zは約215万円でハイブリッドのZより約29万円安く、Gは約196万円でハイブリッドのGより約31万円安くなります。
約29万円って、ガソリン代の差で取り戻せる金額なの?
年数は、ガソリンの単価と年に走る距離で変わります。主要諸元表から出せるのは量で、年1万kmなら1.2Lとの差は約126Lです
全車速追従機能付ACCが付くのはZだけで、GとXには設定がない
| Z | G | X | |
|---|---|---|---|
| タイヤ | 195/60R17 | 195/65R16 | 195/65R16 |
| ホイール | 17×6Jアルミ | 16×6Jアルミ | 16×6Jスチール(樹脂フルキャップ) |
| 最小回転半径 | 5.0m | 4.9m | 4.9m |
| 全車速追従機能付ACC | 標準 | 設定なし | 設定なし |
| アダプティブドライビングビーム | 標準 | 設定なし(オートハイビーム) | 設定なし(オートハイビーム) |
| レーンキープコントロール | 標準 | 設定なし | 設定なし |
| ブラインドスポットモニター+RCTA | 66,000円(メーカーオプション) | 66,000円(メーカーオプション) | 設定なし |
| 運転席・助手席シートヒーター | 標準 | 2WDはメーカーオプション/4WDは標準 | 2WDはメーカーオプション/4WDは標準 |
| 運転席シート上下アジャスター | 標準 | 標準 | 設定なし |
| エアコン | オート(プッシュ式) | オート(プッシュ式) | マニュアル(ダイヤル式) |
| パーキングブレーキ | 電動 | ハイブリッドは電動/ガソリンはレバー式 | レバー式 |
| ステアリング | 本革巻き | ウレタン | ウレタン |
| AC100V・1500Wコンセント | ハイブリッドのみ44,000円(メーカーオプション) | ハイブリッドのみ44,000円(メーカーオプション) | 設定なし |
高速道路を長く走るつもりでライズを選ぶなら、燃費より先に確かめたいのが、表のACCの行です。前のクルマに合わせて停止するところまで追従する全車速追従機能付ACCは、Zにだけ標準で付き、GとXにはメーカーオプションの設定もありません。 アダプティブドライビングビームとレーンキープコントロールも、付くのはZだけです。3つとも販売店装着オプションに設定がなく、GやXを注文したあとから足せる装備ではありません。
タイヤはZが195/60R17、GとXが195/65R16です。断面幅が195で同じなので、サイドウォールの高さはZが117mm、GとXが約127mmです。GとXのほうが約10mm高くなります。最小回転半径はZが5.0m、GとXが4.9mです。

うちは月極の平置きで、毎日そこに出し入れするんだよね。5.0mと4.9mって、どれくらいの違い?
差は10cmです。4.9mになるのは16インチのタイヤを履くGとXで、ハイブリッドならGが当てはまります
Gにすると最小回転半径は10cm小さくなるけど、ACCは付かなくなるんだね
ACCのほかに、ZとG・Xで分かれる装備
Zにだけ付く装備には、サイドビューランプもあります。標識認識機能はZとGが標準で、Xはディスプレイオーディオパッケージ(9万7,900円)を選ぶと追加されます。パノラミックビューとスマートパノラマパーキングアシストはZとGのメーカーパッケージオプション、ブラインドスポットモニター(BSM)+RCTAはZとGの6万6,000円のメーカーオプションで、この3つはXには設定がありません。
スマートアシストの項目のうち、Z・G・Xの3グレードとも標準なのは、衝突回避支援ブレーキ機能と衝突警報機能、車線逸脱警報機能と車線逸脱抑制制御機能、ふらつき警報、路側逸脱警報、ブレーキ制御付誤発進抑制機能、先行車発進お知らせ機能、コーナーセンサー(フロント2個・リヤ4個)です。
シート表皮は3グレードともファブリックで、ZとGは前席にレッドパイピングが入ります。本革や合成皮革のシート表皮は、標準装備にもメーカーオプションにも設定がありません。フロントガラスは3グレードとも高遮音性のウインドシールドグリーンガラスで、ZとGはUVカットにIRカット機能が加わります。ステアリングの位置調整は全車チルトのみで、テレスコピックとステアリングヒーターは主要装備一覧表に記載がありません。
1,000kg以下に収まるのはガソリンの2WDだけで、重量税の区分が変わる
車両重量は、ガソリンの2WDがZで980kg、GとXで970kg、4WDがZで1,050kg、GとXで1,040kg、ハイブリッドがZで1,070kg、Gで1,060kgです。いちばん軽いタイプといちばん重いタイプの差は100kgです。
見落とされやすいのは、いちばん軽い970kgといちばん重い1,070kgのあいだに、自動車重量税の区分が変わる1,000kgがあることです。重量税の税率は、0.5トンあたりの額で定められています(財務省「自動車重量税の概要」)。ライズの8タイプのうち、1,000kg以下に収まるのはガソリンの2WDの3タイプだけで、4WDとハイブリッドは1,000kgを超えます。980kgのZ(ガソリン2WD)と1,040kgのG・X(4WD)の差は60kgですが、重量税の区分は別になります。
主要諸元表には、車両によっては自動車重量税などの軽減措置を受けられる、という注記もあります。実際に払う額は、見積書で確かめる項目です。車検証のどの数字で区分が決まるのかは、自動車重量税|車検証のどちらの重さで決まる?にまとめています。
買取相場の集計では、ハイブリッドのZが4WDのZより高い
カーセンサーの買取相場ページでは、ライズの買取相場額は101.5万円〜226.6万円、平均走行距離は2万kmです(2026年9月更新)。グレード別の表には令和1(2019)年11月からの行もありますが、ここでは年式の欄が令和6(2024)年11月以降になっている8行を並べます。
| グレード | 買取相場 | 新車価格 |
|---|---|---|
| ハイブリッド 1.2 Z | 194.7万〜226.6万円 | 244.2万円 |
| 1.0 Z 4WD | 178.6万〜207.1万円 | 241.4万円 |
| ハイブリッド 1.2 G | 151.8万〜181.5万円 | 226.4万円 |
| 1.0 G 4WD | 155.9万〜177.4万円 | 223.6万円 |
| 1.2 Z | 137.9万〜172万円 | 215.3万円 |
| 1.0 X 4WD | 146.7万〜169.8万円 | 207.9万円 |
| 1.2 G | 126.8万〜144.3万円 | 195.8万円 |
| 1.2 X | 129.2万〜144万円 | 180.1万円 |
新車価格の差が3万円足らずのハイブリッドZと4WDのZは、この集計では194.7万〜226.6万円と178.6万〜207.1万円で、ハイブリッドのほうが下限で約16万円、上限で約20万円高くなっています。ガソリン1.2LのZは137.9万〜172万円で、ハイブリッドZとの差は下限で約57万円、上限で約55万円です。新車価格の差は約29万円なので、この集計では新車のときより差が大きくなっています。
うちが比べているハイブリッドと1.2Lは、Gだとどうなってるの?
表のGの行どうしを比べると、差は下限で25万円、上限で約37万円です。新車価格の差は約31万円です
新車で高かったぶんは、売るときの値段にも差が出るの?
この集計の幅を並べると、そう読めます。ただ、走行距離も状態も違うクルマをまとめた数字なので、1台ごとの査定額が同じ差になるとは言えません
決める順番は、4WDが要るか、ハイブリッドにするか、ACCが要るか
最初に決めるのは、4WDが要るかどうかです。 4WDにすると、エンジンは1.0Lターボ、満タンの航続は約626km、車両重量は1,040kgか1,050kg、寒冷地仕様は標準と、4つが同時に決まります。ハイブリッドは候補から外れます。ハイブリッドと1.2Lの燃費を比べるのは、4WDを選ばないと決めたあとです。
4WDが要らないなら、次に決めるのはハイブリッドに差額を払うかどうかです。ガソリン1.2Lとの差は、Zで約29万円、Gで約31万円あります。ここで年に走る距離とあわせて見るのが、どんな道を走るかです。市街地モードでは1.2Lの2WDが15.9km/L、ハイブリッドが29.6km/Lで、差は13.7km/Lあります。高速道路モードでは22.9km/Lと26.1km/Lで、差は3.2km/Lです。信号の多い道が中心なら差額は早く戻ってきて、高速道路が中心なら時間がかかります。
グレードを決めるのは最後です。ただし、全車速追従機能付ACC、アダプティブドライビングビーム、レーンキープコントロールが付くのはZだけで、あとから足せません。長い距離を走るからハイブリッドにする、という決め方をした人には、ここでもう1つ判断が残ります。ハイブリッドのGは約226万円で、ACCは付きません。高速道路で使うためにACCが要るなら、選ぶのは約244万円のハイブリッドのZです。この約18万円は、燃費とは別の理由で増える予算です。
AC100V・1500Wのアクセサリーコンセントは、ハイブリッドのZとGだけが選べる4万4,000円のメーカーオプションで、ガソリン車には設定がありません。メーカーオプションは注文のときにしか選べないので、要るかどうかはエンジンと一緒に決める項目です。
実際に乗っている人の評価は、みんカラのライズのレビューで読めます。
価格・諸元・装備は、トヨタ自動車が公開する2024年11月版の主要諸元表・主要装備一覧表・グレード別主な標準装備比較表と、価格・グレードページによります。価格はメーカー希望小売価格(消費税込み)で、北海道・沖縄地区は別価格です。買取相場はカーセンサーの2026年9月更新分(2026年10月9日閲覧)で、掲載物件からの集計による参考値です。実際の査定額は状態・走行距離・時期で1台ごとに変わります。いずれも執筆時点の情報です。仕様と価格は改良で変わるため、購入前に販売店で最新の資料をご確認ください。