ノア vs ヴォクシー|諸元が同じ2台で何が違う?

左がトヨタ ノア ハイブリッド S-Z 2WD(6AA-ZWR90W-APXRB)、右がヴォクシー ハイブリッド S-G 2WD(6AA-ZWR90W-BPXSB)の前方からの外観
写真: Tokumeigakarinoaoshima / Wikimedia Commons ( CC BY-SA 4.0 ・2枚を左右に並置し縮小)
── この記事の結論を先に4コマで ──
クラが白いマグカップを片手に持ち、もう片方の手をパーカーのポケットに入れて、口を開けてシキに問いかけている。シキは白紙を両手で胸の前に持ち、真顔でクラを見ている ノアとヴォクシー、値段はどのくらい違うの?
シキが白紙を1枚クラに見せながら、口元をゆるめて説明している。クラは白いマグカップを両手で持ち、目を丸くして口を開けている いちばん安いグレードどうしで489,500円です
クラが白いマグカップを片手に持ち、もう片方の手をポケットに入れて、口を開けてシキに話しかけている。シキは白紙を胸に抱え、眉を寄せた真顔で聞いている そんなに違うの?ノアにだけS-Xがあるからです
シキが白紙を片腕で胸に抱え、目を細めて微笑んでいる。クラは白いマグカップを片手に持ち、もう片方の手をポケットに入れて、目を細めて明るく笑っている 同じグレード名どうしなら5〜7万円です先に決めるのはグレードなんだね

トヨタのノアとヴォクシーは、2026年5月版の主要諸元表で寸法もエンジンも燃費も一致します。1mmも、1馬力も違いません。それでもいちばん安いグレードの価格には489,500円の差があり、その差は、ノアにだけS-Xというグレードがあるために生じています。

「兄弟車なんだから、どちらを買っても装備は同じでしょう」。そう思って見比べはじめると、諸元表にはどこにも差がないのに、価格表を見ると、いちばん安いグレードどうしで49万円違います。

寸法もエンジンも同じ2台で、差が出るのは3つ

諸元表を2台ぶん並べてみると、走りの数字を見比べる作業がほとんど要りません。全長も、ホイールベースも、最大トルクの発生回転数も、同じ数字が2列に並ぶだけだからです。

差が出るのはグレード構成、装備の作り分け、そして手放すときの値段の3つです。このうち契約のあとから変えられないのはグレード構成で、489,500円の差もそこから出ています。

買う前に片づけておきたい4つ

「顔が違うだけ」は、諸元表のとおり

寸法もエンジンも燃費も、小数点以下まで一致します。室内の広さや走りの数値を基準にするかぎり、2台のあいだに選ぶ理由はありません。数値は「両車で一致する数字」の表にまとめました。

同じグレードで比べるとノアが安い

S-Zで70,400円、S-Gで50,600円だけヴォクシーが高くなります。ただし手放すときの買取相場はヴォクシーのほうが高く、上限どうしで比べると約25万円の差があります。高く買ったぶんは戻ってくる計算です。

ガソリン車は選べる?

2026年5月版の諸元表には「ハイブリッド車」の見出ししかなく、ガソリン車の欄がありません。価格・グレードページも同じです。一方で中古車市場には2.0Lガソリン車が流通していて、型式は6BA-MZRA90W。カーセンサーの相場情報には「2.0 S-Z」が令和7(2025)年9月〜として載っています。ガソリン車がいつ設定から外れたかは、本記事では公式資料で確認できていません。

8人乗りが選べるのはS-GとS-X

両車ともS-Gに8人乗りがあり、ノアはS-Xにもあります。S-Zは7人乗りだけです。 8人で乗るなら、S-Zは最初から候補から外れます。

クラ

祖父母を乗せる日があるから、8人乗りは残しておきたいな

シキ

それならS-Gか、ノアのS-Xです。どちらを選んでも、両側が電動になるスライドドアとリヤヒーターは付きません

クラ

8人乗りを優先するか、後席が暖まることを優先するか、か。年に何回8人で乗るのかを先に数えてみる

2台のグレードと価格、この記事の前提

ノアとヴォクシーのグレードと価格の比較。ノアだけにS-Xがあり、いちばん安いグレードの価格差は489,500円
グレードノアヴォクシー差
S-Z 2WD(7人)4,056,800円4,127,200円+70,400円
S-Z E-Four(7人)4,309,800円4,380,200円+70,400円
S-G 2WD(7人)3,700,400円3,751,000円+50,600円
S-G E-Four(7人)3,953,400円4,004,000円+50,600円
S-G 2WD(8人)3,700,400円3,751,000円+50,600円
S-X 2WD(7人)3,261,500円設定なし—
S-X E-Four(7人)3,514,500円設定なし—
S-X 2WD(8人)3,261,500円設定なし—

数値と装備はトヨタが公開する2026年5月版の主要諸元表・グレード別標準装備比較表・価格グレードページ、買取相場はカーセンサー(2026年7月更新)にもとづきます。価格・装備・相場は執筆時点のもので、予告なく変わります。買取相場は掲載物件からの集計値で、実際の査定額は装備・状態・走行距離によって変わります。

300万円台で新車を買えるのは、ノアのS-Xだけ

ノアのいちばん安いグレードが3,261,500円、ヴォクシーのいちばん安いグレードが3,751,000円で、差額は489,500円です。300万円台前半で新車のミドルミニバンを探すなら、候補はノアのS-Xひとつになります。

「ヴォクシーは高い」という言われ方は、この49万円の差が理由だと思われます。同じグレードどうしなら差は5〜7万円しかありません。それでも、いちばん安いグレードの価格は49万円違う。どちらの数字を見るかで、印象がずいぶん変わります。

326万円という価格は、ホイールやメーター、シート表皮を安いものにして実現しています。ホイールはスチール(樹脂フルキャップ付)で、両車の他グレードはすべてアルミ。メーターは7.0インチTFTで、S-Zの12.3インチとは表示できる情報の量が変わります。シート表皮も上級ではない標準のファブリックで、ヴォクシーはいちばん安いS-Gでも上級ファブリックです。

安くしたぶんは、装備の設定にも差があります。S-Xは快適温熱シートが設定なし、パワースライドドアは助手席側だけ、リヤはクーラーのみでヒーターが付きません。冬に後ろの席まで暖めたいなら、リヤヒーターのないS-Xでは暖まりません。

クラ

49万円も違うなら、S-Xでいいじゃんって言いたくなるんだけど

シキ

決め手になるのは、冬に後ろの席まで暖めるかどうかです。S-Xのリヤはクーラーだけになります

クラ

ホイールとメーターは我慢できそう。でも後ろの席が暖まらないのは、子どもを乗せる日がきつそうだな

シキ

それならS-Zです。300万円台前半で買う、という条件のほうをあきらめることになります

車重にもグレード差が出ます。

グレードノアヴォクシー
S-Z 2WD1,680kg1,680kg
S-Z E-Four1,720kg1,720kg
S-G 2WD(7人)1,640kg1,650kg
S-G E-Four(7人)1,690kg1,700kg
S-X 2WD(7人)1,630kg設定なし

S-Zは両車とも同じで、S-Gだけヴォクシーが10kg重くなります。装備の作り分けが、10kgの車重差になっています。

ヴォクシーの5〜7万円は、手放すときに戻ってくる

ノアとヴォクシーのS-Zリセール比較。ヴォクシーの残価率が約5ポイント高い

カーセンサーの買取相場を同じグレード・同じ年式でそろえると、ヴォクシーの残価率が約5ポイント高くなります。

1.8 ハイブリッド S-Z(2026年5月〜・6AA-ZWR90W)

車種新車価格買取相場残価率の目安
ノア405.7万円301.7万〜348.2万円約74〜86%
ヴォクシー412.8万円329.6万〜372.9万円約80〜90%

2.0 S-Z(2025年9月〜・6BA-MZRA90W/ガソリン)

車種新車価格買取相場残価率の目安
ノア358.0万円242.7万〜286.6万円約68〜80%
ヴォクシー365.0万円266.8万〜308.3万円約73〜85%

新車価格の差はS-Zで7万円。買取額の差は、上限どうしで比べると約25万円あります。数年で乗り替えるつもりなら、高く買ったぶんは戻る計算です。

弱点は、これが購入時点で確定しない話だという点です。相場は時期によって変わります。

クラ

新車で7万円高くても、買取で25万円多くなるなら、ヴォクシーのほうが得ってこと?

シキ

上限どうしを並べればそうなります。ただ、この数字は買う時点では確定していません

クラ

じゃあ何年で乗り替えるかを先に決めないと、この25万円は当てにできないね

見落とされやすいのは平均買取相場のほうです。ノアが53.3万〜320.3万円、ヴォクシーが9.7万〜372.9万円(ともに平均走行距離6万km)となっていますが、この数値は2001年11月以降の全世代を含みます。下限が何年式の個体なのかは分かりません。車種間の比較には使えないので、判断はグレード別の数値でしてください。

新車価格の差額は、塗装と仕上げの違いによるものです。

装備ノアヴォクシー
S-Z 2WDのホイール205/55R17 アルミ
(切削光輝+ブラック塗装)
205/55R17 アルミ
(切削光輝+ブラック塗装+ダーククリア)
16インチアルミの塗装ミディアムグレーメタリックダークグレーメタリック
最廉価グレードのホイールスチールホイール(樹脂フルキャップ)
※S-X
該当なし(S-Xが無い)
メーター12.3インチTFT(S-Z)/
7.0インチTFT(S-G・S-X)
12.3インチTFT(S-Z)/
7.0インチTFT(S-G)
サイドテーブル折りたたみ式大型(カップホルダー4個・
USB Type-C 2個・エコバッグフック2個付)/
折りたたみ式(カップホルダー2個付)
折りたたみ式(カップホルダー2個付)

サイズも形状も同じで、塗装が「ダーク」の名前が付いたものに変わります。兄弟車の作り分けとしては、かなり細かいところまでやっている印象です。

内装と装備は、車種よりグレードで変わる

トヨタ ノア ハイブリッド S-Z 2WD(6AA-ZWR90W-APXRB)の運転席まわり
ノア ハイブリッド S-Z 2WD(6AA-ZWR90W-APXRB)/写真: Tokumeigakarinoaoshima — Wikimedia Commons(CC BY-SA 4.0)
トヨタ ヴォクシー ハイブリッド S-G 2WD(6AA-ZWR90W-BPXSB)の運転席まわり
ヴォクシー ハイブリッド S-G 2WD(6AA-ZWR90W-BPXSB)/写真: Tokumeigakarinoaoshima — Wikimedia Commons(CC BY-SA 4.0)

インパネの造形もメーターの位置もセンターコンソールの構成も共通です。ただし、ここに並べた2枚はグレードが違います。ノアがS-Z、ヴォクシーがS-G。この2枚の違いを車種の差として読まないでください。

手が触れるところに加飾が付くのは、両車ともS-Zだけです。

装備S-ZS-GS-X
メーター12.3インチTFTカラーメーター7.0インチTFTカラーメーター7.0インチTFTカラーメーター
ステアリングホイール本革巻き3本スポーク(シルバー加飾付)ウレタン3本スポークウレタン3本スポーク
シフトレバー&ノブシルバー加飾付加飾なし加飾なし
シフトパネルピアノブラック調塗装塗装なし塗装なし
インサイドドアハンドルシルバー塗装塗装なし塗装なし
フロントドアスイッチベースピアノブラック調塗装・シルバー塗装付塗装なし塗装なし
装備S-ZS-GS-X
センターコンソールインパネ一体型センターコンソールボックス独立型センターコンソールボックス
(充電用USB端子[Type-C]2個付)
フロアトレイ
サイドテーブル折りたたみ式大型
(カップホルダー4個・ポケット・USB Type-C 2個・エコバッグフック2個付)
折りたたみ式
(カップホルダー2個付)
折りたたみ式
(カップホルダー2個付)
エアコン左右独立温度コントロールフロントオートエアコン
+リヤオートエアコン(リヤクーラー+リヤヒーター)
フロントオートエアコン+リヤクーラーフロントオートエアコン+リヤクーラー
快適温熱シート(運転席・助手席)ありなしなし
パワースライドドアワンタッチスイッチ付デュアル(両側)ワンタッチスイッチ付助手席側ワンタッチスイッチ付助手席側

充電用USB端子が書かれているのは、S-Zのインパネ一体型ではなく、S-Gの独立型コンソールのほうです。価格の高いS-Zの欄に書かれていない、という並びになっています。もっともUSBはほかの場所にもありますから、S-Zで充電できないという意味ではありません。あくまでこの比較表での書き分けです。

両側が電動になるスライドドアが付くのも、S-Zだけです。S-GとS-Xは、助手席側だけが電動になります。

クラ

助手席側だけ電動って、駐車場によっては運転席側から乗り降りする日もあるよね

シキ

そのときは手で開けます。ふだん停める場所で、運転席側から乗り降りする日がどれくらいあるかで決まります

ここまでの2つの表は、ノアの比較表によるものです。ヴォクシーは2グレード構成で、センターコンソールやサイドテーブル、エアコンの作り分けもノアと同じ内容です。ただし比較表に載る項目は車種ごとに違うため、片方の表にない装備が「その車にない」という意味にはなりません。

シートと静粛性

項目ノアヴォクシー
シート表皮(上級)合成皮革+ファブリック合成皮革+ファブリック
シート表皮(中間)上級ファブリック上級ファブリック
シート表皮(標準)ファブリック設定なし(2グレード構成のため)
フロントシートスライド+リクライニング+アームレスト付(全車標準)同左
運転席シート上下アジャスター全車標準全車標準
チルト&テレスコピックステアリング全車標準全車標準
フロントガラスUVカット機能付ウインドシールドグリーンガラス(合わせ・高遮音性ガラス)同左
快適温熱シート(前席)S-Zに標準。S-Gは★B 快適利便パッケージ〈Mid〉110,000円に含む。S-Xは設定なしS-Zに標準。S-Gは★B 快適利便パッケージ〈Mid〉110,000円に含む
セカンドシートの追加機能(キャプテンシート)シートヒーター・オットマン・角度調整付アームレスト(S-Z限定/★A 快適利便パッケージ〈High〉148,500円に含む)同左

遮音仕様のフロントガラスは両車とも標準です。表記も同一で、静粛性の作り分けは装備表を見るかぎりありません。

キャプテンシートのシートヒーター・オットマン・角度調整付アームレストは、S-Z限定で、しかも「快適利便パッケージ〈High〉」148,500円(消費税抜き135,000円)の中身です。単体では選べません。同じパッケージには、ハンズフリーデュアルパワースライドドア、パワーバックドア、ナノイーX、ステアリングヒーターが同梱されます。長距離で2列目に人を乗せるなら、ふくらはぎを支える面ができるオットマンがあるかどうかで、長距離での疲れ方が変わります。ただし残り4点を使うかどうかも含めた判断になります。

乗り味に差が出るとすればタイヤです。ノアは205/60R16のスチールホイール(S-X)、205/60R16アルミ、205/55R17アルミの3種類。ヴォクシーは205/60R16アルミと205/55R17アルミの2種類です。サイドウォールは16インチの205/60が123mm、17インチの205/55が113mmで、16インチのほうが10mm厚くなります(断面幅×扁平率)。ゴムと空気の層が厚いぶん、路面の細かい凹凸は伝わりにくくなります。見た目を優先するなら17インチ、凹凸の伝わりにくさを優先するなら16インチ、という選び方です。

クラ

10mmの差って、座っていて分かるものなの?

シキ

そこは装備表には書かれていません。読み取れるのは、16インチのほうがゴムと空気の層が10mm厚いところまでです

クラ

じゃあ販売店で、同じ道を16インチと17インチで走らせてもらうのが早いね

両車で一致する数字

項目ノアヴォクシー
全長4,695mm4,695mm
全幅1,730mm1,730mm
全高1,895mm[1,925mm]1,895mm[1,925mm]
ホイールベース2,850mm2,850mm
トレッド(前/後)1,500/1,515mm1,500/1,515mm
最低地上高140mm[125mm]140mm[125mm]
室内(長/幅/高)2,805/1,470/1,405mm2,805/1,470/1,405mm
最小回転半径5.5m5.5m
エンジン型式2ZR-FXE2ZR-FXE
総排気量1.797L1.797L
内径×行程80.5×88.3mm80.5×88.3mm
最高出力72kW(98PS)/5,200rpm72kW(98PS)/5,200rpm
最大トルク142N·m(14.5kgf·m)/3,600rpm142N·m(14.5kgf·m)/3,600rpm
使用燃料無鉛レギュラーガソリン無鉛レギュラーガソリン
燃料タンク容量52L52L

※[ ]内はE-Four。

燃費もグレードごとに一致します。両車で同じ数値です。

グレードWLTCモード市街地郊外高速道路
S-Z(2WD)23.4km/L23.625.722.1
S-Z(E-Four)21.8km/L21.523.520.9
S-G(2WD)23.6km/L23.826.022.2
S-G(E-Four)21.9km/L21.623.621.0

1.8Lエンジンにモーターを組み合わせた構成で、最大トルクの142N·mが出るのは3,600rpm、車重は1,630〜1,720kgです。どちらの数字も2台で同じですから、諸元表には、走りの感触を選び分けられる違いがありません。

型式の末尾まで見るとグレードが分かる

車種グレード2WDの型式E-Fourの型式
ノアS-Z6AA-ZWR90W-APXRB6AA-ZWR95W-APXRB
ノアS-G(7人)6AA-ZWR90W-APXSB6AA-ZWR95W-APXSB
ノアS-X(7人)6AA-ZWR90W-APXTB6AA-ZWR95W-APXTB
ヴォクシーS-Z6AA-ZWR90W-BPXRB6AA-ZWR95W-BPXRB
ヴォクシーS-G(7人)6AA-ZWR90W-BPXSB6AA-ZWR95W-BPXSB

先頭は両車とも「6AA-ZWR90W」で、E-FourならZWR95W。制度のうえでも同じ車体として扱われています。分かれるのはハイフンより後ろで、1文字目がAならノア、Bならヴォクシーです。

続く英字も規則的です。ノアのS-G 7人乗りが APXSB、S-G 8人乗りが ARXSB であることから、2文字目がP=7人乗り/R=8人乗り、4文字目がR=S-Z/S=S-G/T=S-Xに対応していることが読み取れます。ヴォクシーも BPXRB(S-Z 7人)・BPXSB(S-G 7人)・BRXSB(S-G 8人)と同じ規則です。記号の意味そのものはトヨタから公表されているわけではなく、主要諸元表に載る型式から読み取った対応です。

グレード表記があいまいな中古車でも、型式の末尾まで見れば、グレードが特定できます。

先に決めるのはグレード。車種はそのあと

グレードは契約のあとから変えられません。この順で3つ確かめると決まります。

  1. 予算が330万円台までかどうか。そうならノアのS-X一択で、ここで検討は終わります。ヴォクシーにその価格帯のグレードはありません。ただしスチールホイール、7.0インチメーター、快適温熱シートなし、リヤヒーターなしを受け入れることになります。
  2. 冬に後席まで暖めるか、両側の電動スライドドアが要るか。どちらかがイエスならS-Zです。S-GとS-Xには、リヤヒーターも両側電動も付きません。ここまでで、車種ではなくグレードが決まります。
  3. そのうえでノアかヴォクシーか。同じグレードどうしの差は5〜7万円で、差の内訳はホイールの仕上げと内装の作り分け、そして顔つきの好みです。数年で手放すつもりなら、残価率が約5ポイント高いヴォクシーで差額は戻る計算になります。乗り潰すつもりなら、戻りを当てにする理由はありません。

同じトヨタの兄弟車では、アルファード vs ヴェルファイア|グレード構成とエンジンの違いでも同様の比較を行っています。

仕様・価格・装備は予告なく変更される場合があります。購入前には必ず公式サイトと販売店でご確認ください。