ルノー キャプチャー3タイプの違い|装備がいちばん多いのはどれか?
キャプチャーって、高いタイプほど装備が増えるの?
同じ色なら、テクノとエスプリ アルピーヌの差は25万円。シートヒーターが付きます
E-TECHはさらに40万円。何が増えるの?装備は増えません。燃費が17.4km/Lから23.3km/Lになります
荷室はE-TECHのほうが96L小さくなります積む荷物と、街乗りが多いか高速が多いかで決めればいいんだ ルノー キャプチャーの日本仕様のカタログモデルは3タイプです。いちばん安いテクノ マイルドハイブリッドが約405万円、エスプリ アルピーヌ マイルドハイブリッドが424万円、エスプリ アルピーヌ フルハイブリッド E-TECHが約470万円です。価格表の金額で比べると、テクノとエスプリ アルピーヌ マイルドハイブリッドの差は約19万円、エスプリ アルピーヌ マイルドハイブリッドとE-TECHの差は約46万円です。
ただ、この2つの差額は、同じ条件で比べた数字ではありません。価格表で「ボディカラーにより価格が異なります」と書かれているのは、エスプリ アルピーヌ マイルドハイブリッドだけです。424万円は単色のノワール エトワール Mの価格で、黒いルーフの2トーン4色は59,000円高くなります。テクノとE-TECHが選べるのは2トーンの3色で、追加料金の表示はありません。
同じ2トーンの色で比べ直すと、テクノとエスプリ アルピーヌ マイルドハイブリッドの差は25万円、エスプリ アルピーヌ マイルドハイブリッドとE-TECHの差は40万円です。
エスプリ アルピーヌはテクノより装備が多く、E-TECHはエスプリ アルピーヌ マイルドハイブリッドより装備が増えません。
エスプリ アルピーヌの2タイプには、テクノに無い19インチのアロイホイールや前席シートヒーター、運転席電動シートが付きます。一方、エスプリ アルピーヌのマイルドハイブリッドとE-TECHで装備一覧の違いは2項目だけで、装備一覧の「機能装備」の欄にある「クルージング機能」とパドルシフトは、どちらもE-TECHのほうに設定がありません(「クルージング機能」が何をする装備かは、主要装備一覧にも車種ページにも説明がありません。安全性の欄のアダプティブクルーズコントロールは3タイプとも標準です)。装備一覧で見るかぎり、マイルドハイブリッドとE-TECHの差額40万円は、エンジンとモーターの組み合わせの違いに払う金額です。
3タイプの価格と、タイプで違う装備・仕様
| テクノ マイルドハイブリッド | エスプリ アルピーヌ マイルドハイブリッド | エスプリ アルピーヌ フルハイブリッド E-TECH | |
|---|---|---|---|
| メーカー希望小売価格 | 4,049,000円 | 4,240,000円(2トーンは+59,000円) | 4,699,000円 |
| 選べるボディカラー | 2トーン3色 | 2トーン4色・単色1色 | 2トーン3色 |
| エンジン | 1.333L ターボ(158ps・最大トルク270N·m/1,800rpm) | 同左 | 1.597L 自然吸気(94ps・最大トルク148N·m/3,600rpm) |
| モーター | 補助モーター(BSG)3.6kW | 同左 | メインモーター36kW・205N·m、サブモーター(HSG)15kW |
| トランスミッション | 電子制御7速AT(7EDC) | 同左 | 電子制御ドッグクラッチ マルチモードAT |
| 車両重量 | 1,330kg | 1,330kg | 1,420kg |
| WLTCモード燃費 | 17.4km/L | 17.4km/L | 23.3km/L |
| 荷室容量(車種ページ) | 536L | 536L | 440L |
| タイヤ | 215/55R18 | 225/45R19 | 225/45R19 |
| シート表皮 | ファブリック | バイオスキン×ファブリック | バイオスキン×ファブリック |
| 前席シートヒーター・運転席電動シート | 設定なし | 標準 | 標準 |
| クルージング機能・パドルシフト | 標準 | 標準 | 設定なし |
2トーンの4色は、ブルー アイロン M、グリ ラファル M、ブラン ナクレ M、ルージュ フラム Mに、ノワール エトワール Mのルーフを組み合わせたものです。テクノとE-TECHの3色は、このうちルージュ フラム Mを除いた3つです。
寸法(全長4,240mm・全幅1,795mm・全高1,590mm)、前輪駆動、無鉛プレミアムガソリン、サスペンションの形式、最小回転半径5.4m(参考値)は、3タイプとも同じです。アダプティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付)やレーンセンタリングアシストなど、装備一覧の安全性の24項目も3タイプとも標準です。
テクノとエスプリ アルピーヌの25万円で付くもの
主要装備一覧で、テクノとエスプリ アルピーヌ マイルドハイブリッドの内容が違うのは、次の10項目です。この10項目は、E-TECHもエスプリ アルピーヌ マイルドハイブリッドと同じ内容です。
| 主要装備一覧の項目 | テクノ | エスプリ アルピーヌ |
|---|---|---|
| アロイホイール | 18インチ | 19インチ |
| シート表皮 | ファブリック | バイオスキン×ファブリックのコンビ |
| 前席シートヒーター | 設定なし | 標準 |
| 運転席電動シート | 設定なし | 標準 |
| 自動防眩式ルームミラー | 標準 | フレームレス(標準) |
| 運転席・助手席バニティミラー付サンバイザー | 標準 | 標準(ライト付) |
| アルミペダル | 設定なし | 標準 |
| フロントキッキングプレート | 設定なし | 標準 |
| サイドウインドウモールフィニッシャー | 設定なし | 標準 |
| エスプリ アルピーヌ専用デザイン(外装・内装) | 設定なし | 標準 |
外から見える違いは、ホイールとサイドウインドウモールフィニッシャーと外装の専用デザインで、ほかは室内の装備です。

テクノを選んだら、冬の朝は寒いままなの?
ステアリングヒーターは、テクノにも標準で付きます。テクノに付かないのは、前席シートヒーターのほうです
手は温かくて、座る所は冷たいままか。冬に毎朝家族を駅まで送る家なら、そこに25万円を払う理由があるね
テクノとエスプリ アルピーヌ マイルドハイブリッドは、エンジンも車両重量もサスペンションの形式も同じで、主要諸元で違うのはタイヤとホイールのサイズだけです。テクノは215/55R18、エスプリ アルピーヌは225/45R19です。タイヤの側面の高さは、計算するとテクノが約118mm、エスプリ アルピーヌが約101mmで、テクノのほうが約17mm厚くなります。側面が厚いタイヤのほうが、段差を越えたときの突き上げは伝わりにくくなります。最小回転半径は、どちらも5.4m(参考値)です。

マイルドハイブリッドとE-TECHの差額40万円は、エンジンとモーターの違い
エスプリ アルピーヌのマイルドハイブリッドとE-TECHは、シート表皮も専用デザインも19インチのタイヤも同じです。そのうえで、エンジンとモーターと変速機は、3つとも別のものを使っています。
マイルドハイブリッドは、1.3Lのターボエンジンが1,800rpmで最大トルクの270N·mに達します。組み合わせる補助モーター(BSG)の最高出力は3.6kWです。変速機は湿式のデュアルクラッチを使う7速ATで、パドルシフトが付きます。
E-TECHは、1.6Lの自然吸気エンジンに2つのモーターを組み合わせます。エンジンの最大トルクは3,600rpmで148N·m、メインモーター(E-モーター)は200〜1,677rpmで205N·mです。変速機は電子制御ドッグクラッチ マルチモードATです。ルノーは車種ページで「100%モーター駆動で発進・走行を可能」と説明しています(使用環境や運転方法、バッテリーの充電残量によって異なる場合がある、という注記付き)。パドルシフトは付きません。車種ページの限定車の説明には、フルハイブリッド E-TECHのB(ブレーキ)モードでは、アクセルを緩めると減速の力がかかる、とあります。
| WLTCモード燃費 | マイルドハイブリッド | E-TECH |
|---|---|---|
| 市街地モード | 13.3km/L | 21.8km/L |
| 郊外モード | 17.8km/L | 23.2km/L |
| 高速道路モード | 19.7km/L | 24.1km/L |
| WLTCモード | 17.4km/L | 23.3km/L |
うちは平日の買い物と保育園の送り迎えで、ほとんど近所しか走らないんだけど
信号や渋滞で低い速度が続く市街地モードでは、E-TECHの燃費はマイルドハイブリッドの約1.6倍です。高速道路モードでは約1.2倍です
40万円の差を取り戻しやすいのは、うちみたいな走り方のほうってことか。帰省で高速を使うのは年に2回くらいだし
燃料代の差の合計が40万円になるまで何km走るかは、キャプチャーとアルカナのE-TECHを比べた記事で試算しています。
E-TECHは車両重量が90kg重く(1,330kgと1,420kg)、荷室容量は車種ページの表記でマイルドハイブリッドの536Lに対して440Lと、96L小さくなります。ベビーカーと週末の買い出しを一緒に積む家では、この96Lの差を先に確かめておきたいところです。
車種ページで「エコカー減税対象車」と表示されているのは、3タイプのうちE-TECHだけです。また価格表と車種ページには、エスプリ アルピーヌ フルハイブリッド E-TECHをもとにした200台限定のキャプチャー リミテッド(4,399,000円)も載っています。18インチのオールシーズンタイヤと、雪道やぬかるみ向けの走行モード(エクステンデッドグリップ)を備えた車です。
決める順番は、色、荷室、シートヒーターと電動シート、燃費
最初に決めるのは色です。単色のノワール エトワール Mと、ルージュ フラム Mの2トーンは、エスプリ アルピーヌ マイルドハイブリッドにしか設定がありません。このどちらかにしたいなら、タイプもそれだけで決まります。エスプリ アルピーヌ マイルドハイブリッドで2トーンを選ぶと、59,000円が加わります。
次が荷室です。536Lが必要なら、候補はマイルドハイブリッドの2タイプに絞られ、E-TECHは外れます。
3つ目が前席シートヒーターと運転席電動シートです。この2つが要るなら、テクノが候補から外れます。
最後に、エスプリ アルピーヌのマイルドハイブリッドとE-TECHのどちらにするかを、市街地と高速道路のどちらを多く走るかと、燃料代で決めます。色と荷室は、1つの条件だけでタイプを1つに決めたり候補から外したりするので、燃費の比較より先に確かめておくと、比べる必要のない組み合わせを最初に除けます。
実際に乗っている人の評価は、みんカラのキャプチャーのレビューで読めます。
価格は2026年9月30日に確認したメーカー希望小売価格(消費税込み)で、主要諸元・主要装備は2025年9月現在の内容です。荷室容量は車種ページの表記で、測定条件の記載はありません。