ゴルフトゥーランの4グレード|エンジンが同じなら何で選ぶ?
グレードが4つあるなら、速さも違うよね
エンジンは同じです。諸元表で数値が違うのは4項目です
じゃあ高いグレードにすると、何が変わるの
2列目のカップホルダーが無いのはTrendlineだけですまず2列目に誰が座るか、だね グレードが4つあるってことは、高いグレードほど速かったり、小回りが利いたりするんでしょ
エンジンも変速機も、最小回転半径の5.5mも、4つとも同じです
じゃあ、どのグレードにするかで何が変わるの
ゴルフトゥーランは7人乗りで、グレードは TSI Trendline・TSI Comfortline・TSI Highline・TSI R-Line の4つです。どのグレードで見積もりを取るかは、装備の違いで決まります。決め手になるのは次の3つです。
- 2列目に人を乗せることが多いなら、Comfortline・Highline・R-Line から選びます。Trendline にだけ、2列目のカップホルダーと後席側のセンターアームレストが付きません
- 冬に前席と2列目のシートヒーターを使いたいなら、Highline か R-Line です。Trendline と Comfortline には、メーカーオプションでも付けられません
- フロントのフォグランプが欲しいなら、Highline です。R-Line にも付きません
エンジン・変速機・燃費は4グレードで同じ
主要諸元表で、4グレードの数値が違うのは、使用タイヤサイズ、トレッド、車両重量、全長の4項目です。
| 項目 | TSI Trendline | TSI Comfortline | TSI Highline | TSI R-Line |
|---|---|---|---|---|
| 使用タイヤサイズ | 205/60 R16 | 205/60 R16 | 215/55 R17 | 225/45 R18 |
| トレッド 前/後 | 1,570/1,540mm | 1,570/1,540mm | 1,560/1,535mm | 1,560/1,535mm |
| 車両重量 | 1,530kg | 1,530kg | 1,530kg | 1,550kg |
| 全長×全幅×全高 | 4,535×1,830×1,670mm | 4,535×1,830×1,670mm | 4,535×1,830×1,670mm | 4,540×1,830×1,670mm |
ほかの項目は、4グレードとも同じ値です。
| 項目 | 4グレード共通の値 |
|---|---|
| 車両型式 | 3BA-1TDPC |
| ボディ/変速機/ハンドル | 4ドア/7速DSG®/右ハンドル |
| 乗車定員 | 7名 |
| ホイールベース | 2,785mm |
| 最小回転半径 | 5.5m |
| 原動機 型式 | DXD |
| 総排気量 | 1,497cc |
| 最高出力 | 110kW(150PS)/5,000-6,000rpm |
| 最大トルク | 250N·m(25.5kgm)/1,500-3,500rpm |
| トランスミッション | 自動7段(前進)1段(後退) |
| フロント/リヤサスペンション | マクファーソンストラット(スタビライザー付)/4リンク(スタビライザー付) |
| フロント/リヤブレーキ | ベンチレーテッドディスク/ディスク |
| 燃料タンク容量/使用燃料 | 60ℓ/無鉛プレミアム |
| WLTCモード燃費 | 14.5km/ℓ(市街地11.5/郊外14.3/高速道路16.6) |
| JC08モード燃費 | 16.5km/ℓ |
最大トルクの250N·mは、1,500rpmから3,500rpmまでのあいだで出ます。最高出力・最大トルク・燃費の数字では、4グレードを選び分けられません。
Trendlineにも、Travel AssistとACCは標準で付く
運転支援と安全装備のうち、次のものは4グレードとも標準装備です。同一車線内全車速運転支援システム”Travel Assist”、レーンキープアシストシステム”Lane Assist”、アダプティブクルーズコントロール”ACC”(全車速追従機能付)、レーンチェンジアシストシステム”Side Assist Plus”、プリクラッシュブレーキシステム”Front Assist”(歩行者検知対応)、緊急時停車支援システム”Emergency Assist”、リヤビューカメラ”Rear Assist”、パークディスタンスコントロール(フロント/リヤ)、リヤトラフィックアラート、ESC、ABS、ISOFIX(2列目/3列目)。
2列目と3列目のシートアレンジは、グレードで変わりません。分割可倒式シート(2列目、スライド&リクライニング機能)、分割格納式シート(3列目)、イージーエントリー機能(2列目左右)は4グレードとも標準です。3ゾーンフルオートエアコンディショナー(運転席/助手席/2列目独立調整)も4グレードとも標準です。ラゲージスペースはVDA方式で137ℓ、後席を倒すと1,857ℓで、これもグレードによる違いはありません。
車内の電源は、12V電源ソケット(1列目、ラゲージルーム)とUSBポート(Type-C)で、どちらも4グレードとも標準です。主要装備表に、AC100Vのコンセントはありません。
Trendlineには、2列目のカップホルダーと後席側のアームレストが付かない
カップホルダーは、Comfortline・Highline・R-Line が1列目・2列目・3列目に付き、Trendline は1列目と3列目だけです。センターアームレストも、Trendline は前席だけで、ほかの3グレードは前席と後席に付きます。
ほかにも、Trendline にだけ付かない装備があります。ランバーサポート(運転席/助手席)、可倒式シート(助手席)、シートバックテーブル(運転席/助手席)、シートアンダートレー(運転席/助手席)、スライディングカバーです。メーターは、Trendline が”Digital Cockpit”、ほかの3グレードが”Digital Cockpit Pro”になります。ルーフレールも Trendline だけ付かず、Comfortline にはブラック、Highline と R-Line にはシルバーのルーフレールが付きます。
Trendline には、メーカーオプションのパッケージも設定がありません。純正インフォテイメントシステム”Discover Pro”(SSDナビゲーションシステム)を含むパッケージを選べるのは、Comfortline・Highline・R-Line の3グレードです。4グレードとも標準の”Ready 2 Discover”は、ナビゲーション機能を持っていません。
3列シートのクルマなのに、2列目にカップホルダーが無いグレードがあるんだ。子どもを乗せる家だと、まずそこが気になるよ
2列目を荷物の置き場所として使う家なら、ここは比べなくていい項目です。Trendline にするかどうかは、2列目に人を乗せる回数で決めてください
シートヒーターは、Comfortlineにパッケージを足しても付かない
シートヒーターは運転席・助手席・2列目左右がひとまとめの装備で、付くのは Highline と R-Line です。Trendline と Comfortline にはメーカーオプションの設定もありません。Comfortline を選ぶと、メーカーオプションを足しても付けられない装備です。
同じく Highline と R-Line にだけ付くのが、トップコンフォートシート(運転席/助手席)、インテリアアンビエントライト、ドライビングプロファイル機能、ヘッドライトウォッシャーです。ステアリングヒーターは、主要装備表にどのグレードの装備としても載っていません。
Comfortline には、メーカーオプションのパッケージが1つあります。Highline と R-Line にも別のパッケージがあり、どちらも中身を1つずつ選ぶことはできません。
| 記号 | 名前 | 設定があるグレード | 中身 |
|---|---|---|---|
| ▲1 | Discover Pro / アップグレードパッケージ | TSI Comfortline | Discover Pro(SSDナビゲーションシステム、通信モジュール内蔵、AM/FM、ワイドFM対応、ジェスチャーコントロール、App-Connect)/LEDヘッドライト(LEDターンシグナル付)/ダイナミックコーナリングライト/スマートエントリー&スタートシステム”Keyless Access”/サンブラインド(リヤ左右)/シルバールーフレール/205/60 R16タイヤ・6.5J×16アルミホイール |
| ▲2 | Discover Pro / テクノロジーパッケージ | TSI Highline・TSI R-Line | Discover Pro/駐車支援システム”Park Assist”/ダイナミックライトアシスト/パワーテールゲート(挟み込み防止機能、“Easy Open & Easy Close”機能付)/LEDテールランプ |
Trendline と Comfortline の標準のヘッドライトはハロゲンで、Comfortline はアップグレードパッケージを付けるとLEDになります。このパッケージに入っているLEDヘッドライト、ダイナミックコーナリングライト、Keyless Access、サンブラインド(リヤ左右)、シルバールーフレールの5つは、Highline には標準で付いています。
ホイールも入っていますが、タイヤは205/60 R16のままで、ホイールがスチールからアルミに変わります。Trendline と Comfortline の標準は6.5Jx16のスチールホイール(フルホイールキャップ付)で、2つのグレードではホイールのデザインが違います。
パッケージを付けた Comfortline にも付かず、Highline には標準で付く装備は、タイヤを別にすると7つです。シートヒーター、トップコンフォートシート、インテリアアンビエントライト、ドライビングプロファイル機能、ヘッドライトウォッシャー、フォグランプ(フロント)、スタティックコーナリングライトです。
パッケージを足すくらいなら、はじめから Highline で見積もりを取ったほうが早くない?
冬にシートヒーターを使うなら、そうしてください。使わないなら、パッケージ付きの Comfortline も候補に残ります。ナビが付くのは、むしろこちらのほうです
え、Highline は標準でナビが付かないの?
付きません。Highline と R-Line で Discover Pro を付けるには、テクノロジーパッケージを選ぶ必要があります
フロントのフォグランプは、Highlineにだけ付く
フォグランプ(フロント)とスタティックコーナリングライトが付くのは、Highline だけです。R-Line には付かず、メーカーオプションの設定もありません。
R-Line にだけ付くのは、R-Line専用エクステリアと、225/45 R18のモビリティタイヤ・7Jx18アルミホイールの2つです。車両重量と全長も R-Line だけが違い、Highline より20kg重く、5mm長くなります。
LEDヘッドライト(LEDターンシグナル付)、ヘッドライトウォッシャー、シートヒーターは、Highline と R-Line の両方に付きます。
R-Line って名前だから、Highline の装備に何か足したグレードだと思ってた
R-Line には、Highline に無いものと、Highline にあって R-Line に無いものの両方があります。フォグランプを使う日があるなら Highline、外観と18インチを取るなら R-Line です
タイヤは16・17・18インチ。応急修理キットは16インチの2グレードだけ
タイヤの側面の高さは、Trendline と Comfortline の205/60 R16が123mm、Highline の215/55 R17が約118mm、R-Line の225/45 R18が約101mmです。16インチと18インチでは約22mm違います。
トレッド(左右のタイヤの間隔)は、16インチの2グレードのほうが、Highline と R-Line より前で10mm、後ろで5mm広くなっています。

22mmの差は、どんなときに関係するの?
マンホールのふちや駐車場の入口の段差を越えるとき、最初にたわむのがタイヤの側面です。サスペンションの形式は4グレードで同じなので、足まわりで比べるならタイヤの大きさです
2列目で子どもが寝ている時間が長い家なら、16インチのほうを選びたくなるね
18インチを見た目で選ぶ人の気持ちも分かります。ここは好みで決めていいところだと思います
タイヤ応急修理キットが付くのは、Trendline と Comfortline です。Highline と R-Line には付かず、この2つのグレードのタイヤは、装備表で「215/55 R17モビリティタイヤ」「225/45 R18モビリティタイヤ」と書かれています。
見積もりは、2つのグレードを並べて取る
最初に決めるのは、前席と2列目のシートヒーターを使うかどうかです。使うなら、見積もりは Highline と R-Line の2つで取り、フロントのフォグランプとスタティックコーナリングライトが付く Highline と、R-Line専用エクステリアと18インチのタイヤが付く R-Line を比べます。
シートヒーターは使わず、2列目に人を乗せることが多いなら、アップグレードパッケージを付けた Comfortline と、Highline を並べます。Highline にすると増えるのは、トップコンフォートシート、フォグランプ(フロント)、ヘッドライトウォッシャーなどの装備と17インチのタイヤで、使わないシートヒーターも付いてきます。Highline でナビまでそろえるなら、Highline の見積もりにはテクノロジーパッケージを入れてもらってください。そうしないと、ナビの付いた Comfortline と、ナビの無い Highline の価格を比べてしまいます。
シートヒーターを使わず、2列目にほとんど人を乗せないなら、Trendline と Comfortline の2つで見積もりを取ります。差額で付くのは、2列目のカップホルダー、後席側のセンターアームレスト、ランバーサポート、“Digital Cockpit Pro”、ブラックルーフレールなどと、パッケージを選べるようになることです。
試乗車がどのグレードでも、エンジンと変速機は同じものです。乗り心地を確かめたいなら、試乗車のタイヤが16・17・18インチのどれなのかを先に聞いておくと、買うグレードとの違いが分かります。
実際に乗っている人の評価は、みんカラのゴルフトゥーランのレビューで読めます。