アルファードで車中泊|グレードで室内の広さは変わる?
アルファードで車中泊するなら、高いグレードほど広く寝られる?
室内寸法は12通りとも同じ。2列目のシートは4種類、グレードと定員で決まります
シートだけ選び直す、ってできないんだ
最初に決めるのは動力。ガソリンのZは、コンセントが100Wです車でお湯を沸かしたいなら、ハイブリッドから見るのか アルファードで寝る場所の広さを比べても、グレードの差は出てきません。グレード・動力・駆動方式・定員の組み合わせは12通りあり、560万円のGでも1,070万円のExecutive Loungeでも、室内寸法は 3,005×1,660×1,360mm(長さ×幅×高さ)で同じです。
違いが出るのは2列目のシートです。型は4種類あり、どれが付くかはグレードと定員で決まっています。
2列目のシートは4種類で、オプションでは変えられない
| グレード | セカンドシートの型 | 主な機構 |
|---|---|---|
| Executive Lounge(PHEV 6人/HEV 7人) | エグゼクティブラウンジシート | パワーロングスライド、パワーリクライニング、パワーオットマン(伸縮機構付) |
| Z(PHEV 6人/HEV 7人/ガソリン 7人) | エグゼクティブパワーシート | マニュアルロングスライド、パワーリクライニング、パワーオットマン |
| G(HEV 7人) | リラックスキャプテンシート | マニュアルロングスライド、マニュアルリクライニング、マニュアルオットマン |
| G(HEV 8人) | 6:4分割チップアップシート | チップアップ機構、マニュアルロングスライド、マニュアルリクライニング |
4種類のうち3種類はキャプテンシート系で、独立した2脚が並びます。オットマン(座面の前から出る脚受け)が付くのもこの3種類で、Executive LoungeとZはパワー、7人乗りのGはマニュアルで動きます。8人乗りのGに付く6:4分割チップアップシートは3人掛けで、オットマンはありません。
2列目のシートの型は、オプションで入れ替えられません。8人乗りが要るならGのハイブリッド、パワーで動くオットマンが要るならZかExecutive Loungeです。選ぶのはシートではなく、そのシートが付くグレードのほうです。
寝るときは2列目の座面を跳ね上げて、足元を広くしたいんだけど
座面を跳ね上げるチップアップ機構が付くのは、8人乗りのGの2列目だけです。キャプテンシート系の3種類には付きません
座面を上げたいなら8人乗り、脚を乗せる台が欲しいなら7人乗り。どっちも同じGだから、家族の誰が2列目で寝るのかを先に決めてから選ぶことにする

3列目は12通りとも、窓側へ跳ね上げて畳む
サードシートは、12通りのどれを選んでも 5:5分割2ポジションスペースアップシートです。跳ね上げアシスト機構・スライド・リクライニングが付きます。
3列目は床下に格納するのではなく、左右の窓側へ跳ね上げて畳む形式です。
3列目を畳んだら、うしろにマットを敷いて寝られるかな
畳んだ座席は、荷室の左右の壁の内側に残ります。そのぶん荷室の幅は狭くなります。主要諸元表には、荷室だけの寸法の行がありません
数字で確かめられないなら、マットを買う前に販売店で3列目を畳んでもらって、幅を測らせてもらうしかないね
ラゲージの床下には、サードシートスライド機構付ラゲージ床下収納があり、これも12通りとも標準装備です。スペアタイヤを選んだ場合は、タイヤパンク応急修理キットが付かなくなります。
1500Wのコンセントが付かないのは、ガソリン車だけ
| グレード | アクセサリーコンセント |
|---|---|
| Executive Lounge(PHEV) | AC100V・1500W(非常時給電システム付/ヴィークルパワーコネクター付) |
| Executive Lounge(HEV) | AC100V・1500W(非常時給電システム付) |
| Z(PHEV) | AC100V・1500W(非常時給電システム付/ヴィークルパワーコネクター付) |
| Z(HEV) | AC100V・1500W(非常時給電システム付) |
| Z(ガソリン) | AC100V・100W(センターコンソール後部1個) |
| G(HEV) | AC100V・1500W(非常時給電システム付) |
1500Wのコンセントは、センターコンソール後部とラゲージルーム右側に1個ずつ、計2個あります。ガソリンのZは100Wで、口もセンターコンソール後部の1個だけです。100Wでは、電気ケトルやIH調理器は使えません。
PHEVの2グレードには、これに加えてヴィークルパワーコネクターが付きます。
ガソリンのZとハイブリッドのGって、どっちも約560万円なんだよね。Zって付くほうが、なんとなく装備が多そうに見えるんだけど
2WDどうしなら、どちらも559万9,000円です。ガソリンのZは2列目のオットマンがパワーで動き、Gはコンセントが1500Wになります。この金額で両方が付く仕様はなく、選べるのはどちらか一方です
車の中でお湯を沸かしたり電子レンジを使ったりしたいならG、2列目の脚受けを電動で動かしたいならZか。うちは湯沸かしのほうが大事だから、Gの見積もりから取ってみる

8人乗りを選べるのは、ハイブリッドのGだけ
| グレード | 駆動 | 定員 | 価格(税込) |
|---|---|---|---|
| G(HEV) | 2WD | 7名/8名 | 559万9,000円 |
| G(HEV) | E-Four | 7名/8名 | 581万9,000円 |
| Z(ガソリン) | 2WD | 7名 | 559万9,000円 |
| Z(ガソリン) | 4WD | 7名 | 579万7,000円 |
| Z(HEV) | 2WD | 7名 | 639万9,800円 |
| Z(HEV) | E-Four | 7名 | 661万9,800円 |
| Z(PHEV) | E-Four | 6名 | 764万9,400円 |
| Executive Lounge(HEV) | 2WD | 7名 | 864万9,300円 |
| Executive Lounge(HEV) | E-Four | 7名 | 886万9,300円 |
| Executive Lounge(PHEV) | E-Four | 6名 | 1,069万9,700円 |
Gの8人乗りと7人乗りには価格差がなく、どちらも2WDが559万9,000円、E-Fourが581万9,000円です。
プラグインハイブリッドは6人乗りしかありません。2列目のシートはエグゼクティブラウンジシートかエグゼクティブパワーシートのどちらかになり、いちばん高いExecutive Loungeでも、定員は8人乗りのGより少なくなります。
車両重量は、ハイブリッドのG(8人乗り・2WD)が2,140kg、Executive Lounge(PHEV)が2,470kgで、差は330kgです。アルファードは乗用登録なので、主要諸元表に最大積載量の欄はなく、車両総重量は車両重量に定員ぶんを足した値になっています。貨物登録のバンには最大積載量の欄があり、何人乗りの仕様を選ぶかで値が変わります(バンの最大積載量)。
燃費は、8人乗りにしても下がらない
| グレード | WLTCモード燃費 |
|---|---|
| G(HEV・2WD・8人乗り) | 18.9km/L |
| G(HEV・2WD・7人乗り) | 18.8km/L |
| Z(HEV・2WD) | 18.0km/L |
| Executive Lounge(HEV・2WD) | 17.5km/L |
| Z(ガソリン・2WD) | 10.9km/L |
| Z(ガソリン・4WD) | 10.4km/L |
| Executive Lounge(PHEV・E-Four) | 16.7km/L |
ハイブリッドの中でいちばん燃費が良いのは、8人乗りのGです。車両重量も、ハイブリッドの中でいちばん軽い2,140kgです。ガソリンのZ(2WD)との差は8.0km/Lあり、年に1万km走るとすると、必要な燃料はGがおよそ530L、ガソリンのZがおよそ920Lで、400L近く違います。
プラグインハイブリッドの充電電力使用時走行距離(充電した電気で走れる距離)は73kmです。
PHEVなら、家で充電して、キャンプ場まで電気だけで行けたりする?
その距離は、定められた試験条件のもとでの値です。気象や渋滞、エアコンの使い方などで大きく変わる、と主要諸元表に注記があります
注文の前に決める順番は、動力、定員、2列目の動き方
最初に決めるのは動力です。動力を決めると選べるグレードが決まり、ガソリンならZだけ、PHEVならZかExecutive Loungeになります。ガソリンを選ぶとコンセントは100Wで、あとから1500Wにはできません。車の中で湯を沸かす予定が少しでもあるなら、候補はハイブリッドかPHEVです。
次が定員です。8人乗りにできるのはハイブリッドのGだけで、8人乗りを選ぶと2列目は6:4分割のベンチ、7人乗りならリラックスキャプテンシートになります。同じGでも、この2つは別の座席で、オットマンが付くのは7人乗りのほうです。
最後が2列目の動き方です。オットマンとリクライニングをパワーで動かしたいならZかExecutive Lounge、ロングスライドまでパワーにしたいならExecutive Loungeです。3つとも、納車後には変えられません。
2WDどうしでどれも559万9,000円になる、ガソリンのZとハイブリッドのGの7人乗り・8人乗りの3つは、アルファードのグレード比較で装備全体から比べています。ひとまわり小さいミニバンでは、1500Wのコンセントが標準で付くグレードが限られるノアと、8人乗り(2列目がベンチ)を選べるのがAIR EXとSPADAの4タイプに限られるステップ ワゴンが比べる相手になります。
実際に乗っている人の評価は、みんカラのアルファードのレビューで読めます。
※価格・装備は執筆時点(主要諸元表・主要装備一覧表は2026年6月版)の情報です。