ステップ ワゴンで車中泊|100Vコンセントは付けられる?
ステップ ワゴンで寝るなら、8人乗りにしたほうが広く使える?
客室内寸法は同じです。8人乗りのベンチを選べるのは13通りのうち4つだけ
しかもベンチにすると、2列目オットマンは付きませんえ、席が1つ増えるのに、脚を乗せる台は付かないの?
8人で乗る日が年に何回あるか、先に数えてください帰省で全員そろう日を、カレンダーで数えてみる ステップ ワゴンで寝る場所を考えるなら、先に決めるのは2列目です。3列目分割床下格納シートは全タイプ標準装備で、3列目はどのタイプでも床下にしまえます。寝床の形を左右するのは、2列目をどうするかだけです。
その2列目を8人乗りのベンチシートにできるのは、主要装備表に並ぶ13通り(福祉車両を除く)のうち4つだけです。しかもベンチを選ぶと、2列目オットマンは付きません。
8人乗りにすれば、寝られる人数も1人増えるんじゃないの?
客室内寸法は、7人乗りも8人乗りも同じ値です。増えるのは、走っているあいだに座れる席の数です
車内の広さが変わらないなら、夜に誰がどこで横になるかを先に書き出したほうが早そう。定員の数字を見るのは、そのあとにする
8人乗りのベンチシートを選べるのは4つ
2列目キャプテンシート(両側アームレスト付)は全タイプ標準装備です。2列目6:4分割ベンチシート(センターアームレスト付)はメーカーオプションで、設定があるのは次の4つです。
| タイプ | 駆動方式 | 価格 |
|---|---|---|
| e:HEV AIR EX | FF | 3,938,000円 |
| e:HEV SPADA | FF | 3,998,500円 |
| AIR EX(ガソリン) | 4WD | 3,763,100円 |
| SPADA(ガソリン) | 4WD | 3,823,600円 |
e:HEVにはそもそも4WDの設定がなく、全タイプが前輪駆動です。ガソリンで8人乗りを選べるのは4WDだけで、ガソリンの前輪駆動で8人乗りにする組み合わせはありません。
主要装備表を並べてみると、8人乗りを選べる4つは、どれもAIR EXかSPADAであることに気づきます。PREMIUM LINE、BLACK EDITION、30周年特別仕様車、AIR(ガソリン)は対象外です。
ベンチにすると、2列目オットマンは付かない

オットマンは座面の前端から出てくる脚受けで、2列目に座ったまま脚を前に伸ばして休むための装備です。8人乗りにすると、2列目は3人掛けになる代わりにオットマンが付きません。定員を取るのか、2列目でくつろげることを取るのかは、メーカーオプションなので注文の時点で決めることになります。
キャプテンシートのままなら、どのタイプでもオットマンは付くの?
AIR(ガソリン)には、2列目オットマンの設定がありません。福祉車両のスロープとリフトアップシートも同じです
AIRだと、キャプテンシートでも2列目で脚を乗せる台は付かないんだ。長い距離を2列目で過ごす家族がいるなら、AIRは候補から外して考える
天井の高さは、e:HEVのほうが15mm低い
| 長さ | 幅 | 高さ | |
|---|---|---|---|
| e:HEV(AIR EX〜BLACK EDITION) | 2,845mm | 1,545mm | 1,410mm |
| ガソリン(AIR〜PREMIUM LINE) | 2,845mm | 1,545mm | 1,425mm |
| スロープ(福祉車両) | 2,845mm | 1,525mm | 1,395mm |
e:HEVとガソリンでは、長さと幅は同じで、高さだけが15mm違います。マットを敷いて座る時間が長い使い方なら、天井の15mmの差も比べる材料に入ります。燃費を優先するならe:HEV、天井の高さを優先するならガソリンが候補になります。
長さの2,845mmは、1列目から3列目までを含む客室全体の値です。主要諸元表に荷室単体の寸法は載っていないので、3列目を床下に収めたときに寝る場所が何mm残るかは、この表からは出せません。実際に寝られる長さを知りたいなら、販売店で3列目を格納した状態を測らせてもらうのが確実です。諸元表のどの行を見ればよいかは車中泊で寝られる長さにまとめています。
100Vコンセントは、どのタイプにもない
主要装備表に載っている電源は、アクセサリーソケット(DC12V)とUSBチャージャー(Type-C)の2つです。遮音材・吸音材の記載も、主要装備表にはありません。
冬の車中泊で電気毛布を使いたいんだけど、どこかに挿せる?
家庭用のプラグを挿すAC100Vのコンセントは、どのタイプにも設定がありません。電気毛布を使うなら、ポータブル電源を別に用意することになります
車の見積もりには出てこない出費なんだね。ポータブル電源の予算は、値引きの話とは別の紙に書いておく
何Wあれば何が動くのかは車中泊のAC100V電源で整理しています。
4WDで変わるのはリヤサスペンション、17インチのタイプで変わるのは最小回転半径
| 前 | 後 | |
|---|---|---|
| 前輪駆動 | マクファーソン式 | 車軸式 |
| 4WD | マクファーソン式 | ド・ディオン式 |
4WDを選ぶと、リヤサスペンションは車軸式からド・ディオン式に変わります。ガソリン車の8人乗りは4WDでしか選べないので、ガソリンで8人乗りにすると、リヤはド・ディオン式になります。
タイヤは205/60R16 96Hが標準で、205/55R17 95Vを履くのはe:HEV PREMIUM LINE、BLACK EDITION、ガソリンのPREMIUM LINE(前輪駆動)の3つです。サイドウォール(タイヤの側面)は16インチのほうが約10mm厚くなります。
最小回転半径は、17インチを履くこの3つが5.7mで、ほかは4WDも含めて5.4mです。17インチのタイプを選ぶと最小回転半径が0.3m大きくなり、道の駅の区画やキャンプ場の砂利道でUターンするとき、切り返しの要る場面が増えます。
砂利のキャンプ場に行くから4WDにしようと思ってたけど、4WDにしても、最小回転半径は大きくならないってこと?
なりません。ガソリンのPREMIUM LINEも、4WDを選ぶとタイヤは205/60R16になり、最小回転半径は5.4mです
PREMIUM LINEが気になってたけど、4WDなら16インチになるのか。雪道に行くかどうかと一緒に、販売店でタイヤの欄まで見せてもらう
撥水加工の場所は、AIR系とSPADA系で違う
| 表皮 | 対象タイプ |
|---|---|
| ファブリック | e:HEV AIR EX、e:HEV 30周年特別仕様車(AIR EX)、AIR、AIR EX |
| ファブリック&プライムスムース(合皮)コンビ | e:HEV SPADA、e:HEV 30周年特別仕様車(SPADA)、SPADA |
| スエード調表皮&プライムスムース(合皮)コンビ | e:HEV PREMIUM LINE、BLACK EDITION、PREMIUM LINE |
AIR系とSPADA系には撥水・撥油加工(FABTECT)が入りますが、加工されている場所がまるで違います。AIR系はインパネガーニッシュ・フロントドアオーナメント・スライドドアライニング・サイドライニング(3列目)で、内装のパネル類です。SPADA系はシートの座面と背もたれのファブリック部分で、座る面そのものです。ベンチシートを選んだSPADA系でも、2列目の座面と背もたれは加工の対象に入ります。
車内で食事をすると、こぼしたものが落ちるのはシートの座面です。その場面では、座面に加工があるSPADA系のほうが助かります。
買取相場は、現行型だけの数字ではない
カーセンサーの平均買取相場額は3.0万〜587.7万円(2026年7月更新)です。
ステップワゴンは1996年5月から続くモデルで、カーセンサーのこのページは初代から現行の6代目までを1つの車名で扱っています。3.0万円と587.7万円の幅を、現行RP型の幅として読むことはできません。現行型の水準を知りたいときは、年式で絞った表示を見てください。
注文書に書く前に、決めておく順番
2列目のベンチシートはメーカーオプションなので、注文のときにしか選べません。天井の高さや撥水加工の場所は、タイプを選べば一緒に決まります。定員だけは、同じタイプの中で7人乗りか8人乗りかを選ぶことになるので、家族の予定から先に決めておく必要があります。
- まず、8人で乗る日が年に何回あるかを数える。8人乗りにするなら候補は表の4つに絞られ、ガソリンは4WDになる
- 7人乗りでよいなら、PREMIUM LINEやBLACK EDITIONも候補に入る。17インチのタイプは最小回転半径が5.7mなので、自宅やよく行くキャンプ場の駐車場の広さと照らし合わせる
- 2列目で脚を伸ばして休みたい人がいるなら、AIR(ガソリン)と8人乗りのベンチシートは候補に入れない
- 残ったタイプを、天井の高さと撥水加工の場所で比べる。電源はどのタイプでもポータブル電源を別に用意する
グレードそのものの違いはステップワゴン AIR vs SPADAで、定員と寝られる人数がなぜ一致しないのかは乗車定員と就寝人数で扱っています。
実際に乗っている人の評価は、みんカラのステップワゴンのレビューで読めます。
※価格・相場は執筆時点の情報です。実際の査定額は状態・走行距離・時期・業者・地域で変わります。